【Race walking Navi】競歩がもっと楽しくなる "競歩あるある" パート①:選手なら必ず聞かれたことがある? あるあるコメントをご紹介!

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【フォート・キシモト】

歩いて歩いて、フィニッシュを目指してひたすら歩く競歩。今やオリンピックをはじめ国際大会の表彰式では、日本の国旗が掲げられている光景が当たり前のようになりつつあります。
それは北京2015世界選手権からブダペスト2023世界選手権まで、メダル獲得記録が全く途切れていないほど。次世代の選手も続々と誕生しては国際大会の表彰式に立つなど、今後の成長が楽しみな種目の一つです。
今アツい競歩だからこそ、競技の面白さや選手の魅力を掘り起こしてみませんか?

「スピードを競う」以外にも審判の目視により「フォームがチェックされる」ことなど、見えない部分に細かなルールが設けられている特徴があったり、実は"読書好き" "パズルゲームが大好き"といった親近感を持ちやすい選手も。
そんな競歩界を紐解くために、2023年夏ごろから各選手に種目についてのアンケートを実施しました。

今回は「歩き(あるき)」を専門にしている競技だからこその"競歩あるある"を大公開!
また、ページ下部には「きょう覚えよう!きょう歩のルール」も掲載!観戦時に役立つ情報をぜひチェックしてみてください!

【競歩あるあるパート①】あるあるコメント

■「どうして始めたの?」「走りたくならないの?」
(山西利和/愛知製鋼、古賀友太/大塚製薬ほか)

山西選手によると上記の質問に加え「歩いている時は何を考えているの?」が三大質問なんだそう。
このような質問のために普段から面白い回答を準備しているという選手の声も。
選手の負担を軽減させるためにも答えのハードルを上げないで~!

【フォート・キシモト】

■「普段歩く時は速くないんだね」、急いでいる時の「それって競歩?」
(小林快/元日本代表ほか)

選手も「競技中と普段の生活でオンオフを切り替えていますよ!」と声を大にして言いたいところ。
ちなみに、鈴木大介選手(さいたま市陸協/日本選手権6回出場)によれば、「職場でもプライベートでも『歩くのが速い』、『歩くのが速くて怖い』と言われる」。
小林快さんは「ちょっと小走りしただけで『違反だよ』。」とチャチャを入れられるのだとか。
競歩の選手を見ると、周囲の目つきが途端に変わる光景が目に浮かびます…。皆さん、どうかお手柔らかに。

【アフロスポーツ】

■「電車が止まってても歩いて来れるでしょ!」
(小林快/元日本代表ほか)

「普段歩きを専門にしているからと言って…、歩けるかーい!」とツッコミを入れたくなるところ。
その一方で、松永大介さん(元日本代表/富士通)は「渋滞5km20分位になると歩いても変わらないなあって思いがち」。
藤澤勇さん(元日本代表/ALSOK)によれば「2~3km先は平気で歩けるため、友人に2km先のお店に徒歩で行こうと言うと引かれた」経験があるそう。
松永さんのような渋滞の距離を競歩に換算するあたりに「歩きのエキスパート」らしさが垣間見えますね。

【フォート・キシモト】

パート①「あるあるコメント」はいかがでしたでしょうか?
選手に対して上記と同じようなことを尋ねた方もかなりいらっしゃるのでは?
「あるある!」と思ったのは間違いなく選手だけではないはず。パート②もどうぞお楽しみに!

【きょう覚えよう!きょう歩のルール①】

■ロス・オブ・コンタクトの反則
どちらかの足が常に地面に着いていなければいけない

みんなでつなごうリレーフェスティバル2023でのアスリオンの一幕。
これは競歩ルールに照らし合わせると…セーフ?反則?どっち?
XやFacebookに「#競歩あるある」を付けてつぶやいてみてください!
答えはページ下部に!

【フォート・キシモト】

答え:反則! アスリオンの足元をよく見てみると、どちらの足も浮いていることがわかります。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

陸上競技界の様々な情報を、より早く、より深く、より沢山お届けいたします。 日本代表やトップアスリートたちの素顔、大会の裏側、データで見るコラムなど、ここでしか読むことができないコンテンツをお楽しみください。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント