元なでしこジャパンコーチ望月聡氏が地元の小学生に講演「ワクワク、ドキドキを考えよう!」

びわこ成蹊スポーツ大学
チーム・協会

講演で子どもたちに話す望月聡総監督 【©びわこ成蹊スポーツ大学】

 びわこ成蹊スポーツ大学男子サッカー部の望月聡総監督が、2月7日に大津市立小松小学校を訪れ講演会を行った。同校の創立150周年記念事業として同校の5・6年生と保護者約75名が出席。サッカー女子日本代表(なでしこJAPAN)のコーチとしてW杯優勝の経験や大学の教授・指導者として学生と向き合う日頃の経験をもとに「これからどうする?みんなで一緒に考えよう!ワクワク、ドキドキを考えよう!」をテーマに講演。

 12月に大津市内で望月総監督と益子直美同大学客員教授、前阪神タイガース監督の矢野燿大氏が登壇した同大学の「文化講演会」に中洌清子校長が参加。望月総監督の話を聞いていたこともあり「子どもたちに未来について考える機会になってほしい」と楽しみにしていた。また、今回の講演を主催した小松小学校創立150周年記念行事実行委員の万木憲夫委員は「地元の大学と地域の腰を据えた関わりをこれからも目指したい。ぜひ地域が一体となって子どもたちを育てられればと思う」と今回の講演を機にさらに連携が深まることに期待を寄せる。

 講演では「みんな一人ひとりが違って当たり前。人と比べるのではなく、今の自分を見てほしい。周りの人たちの良いところを認め合い、違いを活かしてほしい」と参加した児童にメッセージが送られた。また、「才能を見つける方法は得意なこと、好きなこと、やりたいこと(ついついしてしまうこと)から選ぶと楽しい」と望月総監督は伝えた。
 参加した子どもからは「夢を持ってもっと強くなりたい!」という声が聞かれた。今回の講演は、参加した子どもたちにとっても変化があった。
 子どもたち一人ひとりが好きなことに夢中になり、周りと認め合いながら過ごせる環境を作ることが大人や社会には求められている。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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