【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第19節 KVオーステンデ戦 試合結果|0-1 勝利

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

昨季まで坂元達裕選手が所属し、1部を舞台に戦っていたKVオーステンデとのアウェイでの第19節。KMSKデインズは4-0とホームでリールセK相手に快勝した先週の試合から怪我のDFクリストフ・ヤンセンスと出場停止のDFデニス・プリチネンコを入れ替え、今季デインズユースから昇格し、プロ初先発となるDFアンドレアス・スペゲラエレとスペイン人DFゴンサロ・アルメナラが先発した。KVオーステンデは直近クラブの財政的な問題によりリーグから勝ち点剥奪を通知されるなどクラブとして厳しい状況にあるが、ベルギーの国内カップ戦では準決勝に進出するなどチームは悪くない状況にある。

序盤はデインズがボールを保持し、オーステンデはカウンターで機会を伺うが、両チームなかなかチャンスが作り出せない展開に。しかし前半27分、オーステンデDFのGKへのバックパスが緩くなったのを見逃さなかったFWファン・ラントショートがボールを奪って無人のゴールに流し込み、デインズが貴重な先制点を獲得する。その後、オーステンデはいくつかチャンスを作るが、得点には至らずハーフタイムを迎える。

【(C) KMSK Deinze】

後半デインズがボールを握りながら、MFギヨーム・デ・シュライバーやMFガエタン・ヘンドリックスが良いミドルシュートを放つもGKに防がれる。その後はオーステンデが主導権を握り、デインズがリードを守る展開に。終盤はオーステンデが猛攻を見せるもデインズが集中した守備を見せ、得点を許さない。

無理にハイプレスをせず、コンパクトな陣形を保ちながらミドルプレス・ロープレスで守る守備が機能し、無事に0-1のまま試合終了。昇格を争う1位ベールスホットと2位ズルテ・ワレヘムも勝利したため順位は3位のままだが、両チームと勝ち点差1のまま追走する。次節は現地時間2月2日20時、アルビレックス新潟から加入した本間志恩選手が所属するクルブNXT(クルブ・ブルージュのセカンドチーム)とのアウェイでの対戦となる。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ゴンサロ・アルメナラ、アンドレアス・スペゲラエレ、ケネス・シューマンス、アレッシオ・スターレンス
MF:テオ・キンテロ、ガエタン・ヘンドリックス、ギヨーム・デ・シュライバー
FW:ファン・ラントショート、レナート・メルテンス、ディラン・デ・ベルデル

ベンチ入り
ドリース・アルファウイ、ウィリアム・ドュトワ、サフディン・モハメッド、ユリ・シュリベルス、スティーブ・デ・リダー、ニコラス・メルシエ、エミリオ・ケーラー、アイマン・カシミ、ママドゥ・コネ、イルハン・ファンディ

途中出場
69分:ママドゥ・コネ(Out:ギヨーム・デ・シュライバー)
77分:エミリオ・ケーラー(Out:ディラン・デ・ベルデル)
85分:ユリ・シュリベルス(Out:ファン・ラントショート)

得点
27分:ファン・ラントショート(今季5点目)

【(C) KMSK Deinze】

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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