SoftBank ウインターカップ2023 現地レポート「6年間の思いが詰まった合わせのプレー ~京都精華学園#4 堀内桜花選手と#5 八木悠香選手~」
【©JBA】
「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会(以下、ウインターカップ2023)」は大会6日目を迎え、女子の決勝戦が行われました。
決勝へコマを進めたのは2連覇が懸かる京都精華学園 (京都①) と5大会ぶりの優勝を目指す岐阜女子 (岐阜①) 。冬の決勝では初の顔合わせとなりました。
第1クォーターで5点リードを奪った京都精華学園は、第2クォーターでも#15 ディマロ ジェシカ選手、#4 堀内桜花選手、#5 八木悠香選手らで得点を重ねます。中盤には#16 橋本芽依選手の3ポイントシュートも2本決まって前半は36ー24と2桁差を付けて終えました。
しかし、後半になると岐阜女子の追撃に遭い、第4クォーターで1点差に詰められてしまいます。それでも、ここから堀内選手が踏ん張りドライブからの得点などでわずかに先行。すると、試合時間残り1分8秒のところで堀内選手から八木選手への綺麗なパスが通り、八木選手がシュートを沈めて6点差にします。その後は粘る岐阜女子を振り切り、京都精華学園が63-59で勝利。2連覇を達成しました。
結果的に勝利を大きく引き寄せた残り1分8秒でのシュート。決めた八木選手は、「私がノーマークになったので、絶対にパスが来ると思っていました」と、言います。そしてこう付け足しました。「そこは6年間やってきて分かり合っているところだと思うし、私としてはパスが来ると思っていたので、『いつも通り』のプレーでした」
一方、パスをしたポイントガードの堀内選手も「あのときは、(相手ディフェンスが)プレスできていたので、中が必ず空くと思っていました。センターを見つつコントロールをしていたのですが、(空いたところには)八木さんが絶対にいると思って、パスをしました」と、振り返ります。
決勝へコマを進めたのは2連覇が懸かる京都精華学園 (京都①) と5大会ぶりの優勝を目指す岐阜女子 (岐阜①) 。冬の決勝では初の顔合わせとなりました。
第1クォーターで5点リードを奪った京都精華学園は、第2クォーターでも#15 ディマロ ジェシカ選手、#4 堀内桜花選手、#5 八木悠香選手らで得点を重ねます。中盤には#16 橋本芽依選手の3ポイントシュートも2本決まって前半は36ー24と2桁差を付けて終えました。
しかし、後半になると岐阜女子の追撃に遭い、第4クォーターで1点差に詰められてしまいます。それでも、ここから堀内選手が踏ん張りドライブからの得点などでわずかに先行。すると、試合時間残り1分8秒のところで堀内選手から八木選手への綺麗なパスが通り、八木選手がシュートを沈めて6点差にします。その後は粘る岐阜女子を振り切り、京都精華学園が63-59で勝利。2連覇を達成しました。
結果的に勝利を大きく引き寄せた残り1分8秒でのシュート。決めた八木選手は、「私がノーマークになったので、絶対にパスが来ると思っていました」と、言います。そしてこう付け足しました。「そこは6年間やってきて分かり合っているところだと思うし、私としてはパスが来ると思っていたので、『いつも通り』のプレーでした」
一方、パスをしたポイントガードの堀内選手も「あのときは、(相手ディフェンスが)プレスできていたので、中が必ず空くと思っていました。センターを見つつコントロールをしていたのですが、(空いたところには)八木さんが絶対にいると思って、パスをしました」と、振り返ります。
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堀内選手と八木選手は、京都精華学園中学時代からチームメートで、中高とともに日本一を目指して戦ってきました。中高でいずれも下級生のときから主軸を担ってきましたが、その6年間で『あうんの呼吸』ともいえる合わせのプレーもしっかりと培ってきました。
決勝戦、接戦の状況から2人のプレーで勝負を決めたことに「言われてみると、最後に2人のプレーで終われたのはよかったと思います」と、八木選手は笑顔を見せます。そして堀内選手も「そこは6年間の思いが詰まっていたと思います」と、声を弾ませました。
今大会は優勝候補筆頭と注目を浴びる中での戦い。それでも、京都精華学園を背負ってきたダブルエースは、得点にリバウンドはもちろんのこと、ディフェンスなど攻防において頼もしくチームを引っ張りました。
高校最後の大会で見事にその大役を果たした2人。2年連続夏冬制覇という最高の土産を手に、次のステージへと旅立ちます。
決勝戦、接戦の状況から2人のプレーで勝負を決めたことに「言われてみると、最後に2人のプレーで終われたのはよかったと思います」と、八木選手は笑顔を見せます。そして堀内選手も「そこは6年間の思いが詰まっていたと思います」と、声を弾ませました。
今大会は優勝候補筆頭と注目を浴びる中での戦い。それでも、京都精華学園を背負ってきたダブルエースは、得点にリバウンドはもちろんのこと、ディフェンスなど攻防において頼もしくチームを引っ張りました。
高校最後の大会で見事にその大役を果たした2人。2年連続夏冬制覇という最高の土産を手に、次のステージへと旅立ちます。
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