【神戸スティーラーズ NTTリーグワン2023-24第2節に向けて】 山中のリーグ戦通算100試合目となる節目の一戦！敵地で連勝を目指す
宗像サニックスブルースで長年指揮を執りランニングラグビーを確立し、2019年から日本代表強化委員長、チームディレクターを務めた静岡BR新監督の藤井 雄一郎氏は、チームの成長に手応えを感じていた。加えて、アシスタントコーチには、日本代表のスクラム強化に尽力した長谷川 慎氏が復帰し、スクラムの強さに磨きがかかる。共同キャプテンのレタリックは「タフな試合が予想されるので、しっかりハードワークしないといけない」と円陣で喝を入れていた。今節は山中のリーグ戦通算100試合目の一戦だ。ベテランの節目となる試合に、開幕戦と同じよう、神戸のアタッキングラグビーを炸裂させ勝利で祝いたい。（取材日：2023年12月15日）
リーグ通算100試合出場は１つの目標にしていました。達成が目前まで迫り『ようやく』という感じで嬉しいです。日曜は、家族や親も静岡に来てくれるので、みんなの前で良い試合をしたい。ただ、開幕戦は、自分たちのやりたいラグビーができましたが、静岡BR戦はそんなに簡単にはいかないと思います。静岡BRは接点も強く、キープレーヤーも多い。まず接点の部分で負けないことが大事になってくる。接点でしっかり前に出て、自分たちのラグビーをし、連勝したいと思います。
静岡BRにはパワフルな選手が多く、特にクワッガ（・スミス）はRWC2023決勝を含めて、何度もテストマッチで対戦しワールドクラスのプレーヤーであることはよく理解しています。油断してはいけない相手ですし、間違いなく厳しい戦いになると思います。
個人的には、開幕戦同様に自分の役割を全うすることにフォーカスし、チームのために全力を尽くします。チームを勢いづかせるようなプレーをしますので、応援よろしくお願いします。
開幕戦は良いアタックができて、リーグワンでは、はじめて初戦で勝利することができました。ただ、チームとしても個人としても、ディフェンスの面で課題が出たのも確かです。その部分に関しては、しっかり修正することができています。静岡BRは、スクラム、モールが安定していて、良いボールハンターがいます。そこで相手に流れを渡さないようにしないと。昨シーズン、チームは5勝しかできず、皆、勝利に飢えています。1戦1戦目の前の試合に対して良い準備をして、勝ち抜いていきたい。個人としては、12番に入り、ブリン（・ガットランド）とダブルスタンドオフのような感じでプレーしていて、良い感触を得ています。プレースキックはブリンが蹴っていますが、いつ任されてもいいように準備はしています。すべてのプレーで、勝利に貢献できるよう頑張ります！
開幕戦はチームとしてやりたいことができた一戦です。ただ、100点満点かと言われたらどうか。ディフェンスのミスから何度か三重Hに流れを渡すところがありました。勝利できたことは良かったですが、開幕戦に勝つことがゴールではありません。気持ちを切り替えて、静岡BR戦にフォーカスし準備をしてきました。静岡BRは、いいボールハンターがいるので、まず彼らに仕事をさせないようにしないといけないですし、アタックに関しては、昨シーズンよりもスピード感が増しているので、早いフェイズで相手の勢いを止めるようにしたいと思います。今節は、山中さんのリーグ戦通算100試合目の試合ですし、しっかり勝利し2連勝を果たします。
場所：ヤマハスタジアム
■静岡BR戦登録メンバー
1髙尾 時流
2松岡 賢太
3具 智元
4ワイサケ・ララトゥブア
5ブロディ・レタリック（キャプテン）
6サウマキ アマナキ
7アーディ・サベア
8ティエナン・コストリー
9中嶋 大希
10ブリン・ガットランド
11山下 楽平
12李 承信
13ナニ・ラウマペ
14松永 貫汰
15山中 亮平
16北出 卓也
17中島 イシレリ
18渡邉 隆之
19ジェラード・カウリートゥイオティ
20今村 陽良
21日和佐 篤
22マイケル・リトル
23濱野 隼大
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