川崎Fと絶対に負けられない“ACL日韓対決”!蔚山現代ホン・ミョンボ監督「今季ラスト勝利し、有終の美を飾りたい」

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ホン・ミョンボ監督 【写真提供=蔚山現代】

12月12日に蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループI第6節の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)対川崎フロンターレに先立ち、11日に記者会見が行われ、蔚山からはホン・ミョンボ監督とオム・ウォンサンが出席した。

2023年シーズンのKリーグ1で優勝し、クラブ史上初の2連覇を達成、通算4度目のリーグ制覇を成し遂げた蔚山。ただし、ACLでは第5節終了時点で3勝2敗の勝ち点9でグループ2位としており、東地区からは各組1位5チームと各組2位のうち成績上位3チームしか決勝トーナメントに進出できないレギュレーション上、今回の川崎F戦は勝利が求められる一戦となる。なお、5戦全勝の勝ち点15で首位に位置する川崎Fは決勝T進出がすでに確定している。

蔚山の会見の一問一答は以下の通り。

ホン・ミョンボ監督(左)、オム・ウォンサン 【写真提供=蔚山現代】

―試合に向けた意気込みは。

ホン・ミョンボ監督「我々のチームの最後の試合だ。今シーズンの有終の美を飾れるようにしたい」

オム・ウォンサン「最後の試合で勝つことができれば、“場合の数”を考えずにベスト16に進むことができる。だからこそベストを尽くし、勝利を収めるためにプレーをする」

オム・ウォンサン 【写真提供=蔚山現代】

―選手たち、そして仲間たちとどのような動機付けをしているのか。

ホン・ミョンボ監督「優勝を確定し、長時間選手たちとリーグ戦、カップ戦を進めることは簡単ではない。動機付けも同じだ。しかし、ACLはまた異なる試合(大会)であり、勝利が必要な状況なので、これまで我々がやってきたとおりに準備をした。ただ、明日の試合で選手たちがどれだけ集中力を見せてくれるかが試合の勝敗のカギとなると考えている」

オム・ウォンサン「ただリーグのシーズンが終わっただけだ。チームのシーズンが終わっただけではないので、選手たちも最後の1試合を上手く終えられるよう、まだ緊張の紐を緩めずにいる。先輩たちも後輩たちも、ACL決勝トーナメント進出のための今回の試合の重要性を理解している。そのため、長くは話さずとも最善を尽くすだけだ」

―川崎Fが先週土曜の試合で勝利し、カップ戦優勝を果たした。このような部分が選手たちにどのような影響を与えると思うか。また、選手たちには試合前にどのような部分を強調しようと思っているのか。

ホン・ミョンボ監督「先週末、天皇杯で川崎フロンターレが優勝したことで、チームの士気が高まっていると思う。我々はこれまで準備した通りに試合に臨むだろう。お互いにたくさん試合をしてきたので、両チームの選手たちがお互いについてよく理解していると思う。ただただ、今シーズンの最後で勝利を収め、有終の美を飾れるようにすることに集中している」

【文=ピッチコミュニケーションズ】
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著者プロフィール

アジア初のプロサッカーリーグとして1983年に創設。現在はKリーグ1(1部リーグ/12クラブ)、Kリーグ2(2部リーグ/13クラブ)で構成。 最新ニュースはもちろん、ACL出場クラブや日本人選手たちの活躍なども紹介していきます。

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