「みちのくの安打製造機」銀次の名場面トップ3を動画で振り返る
銀次選手 【写真:球団提供】
盛岡中央高校から地元・東北のチームに入団し、18年間にわたってプレーしてきた
今回は、イーグルス一筋のキャリアを過ごした銀次選手の球歴に加えて、銀次選手が残した名場面のトップ3を、パーソル パ・リーグTVの動画とともに紹介。驚異的な固め打ちから現役最後の安打まで、「みちのくの安打製造機」が見せた雄姿をあらためて振り返っていきたい。
3番打者として2013年の優勝に貢献し、その後も中心選手として活躍を続けた
銀次選手 年度別成績 【(C)PLM】
続く2013年も主力選手として奮闘し、シーズン途中からは3番打者に定着。激しい優勝争いの中で打率.317と結果を残し、クライマックスシリーズと日本シリーズでも全試合で3番として出場。球団史上初のリーグ優勝・日本一にも、中軸として多大な貢献を果たした。
続く2014年は自己最高の打率.327を記録し、糸井嘉男選手と熾烈な首位打者争いを展開。惜しくもタイトル獲得はならなかったものの、三塁手部門のベストナインに輝いた。その後も主軸として活躍を続け、2017年には一塁手部門でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞。卓越した打撃技術と高いユーティリティ性は、チームに欠かせないものだった。
2019年には規定打席に到達したうえでの打率.300超えを5年ぶりに達成し、キャリア最多の161安打を記録。2020年以降はやや出場機会を減らしたものの、2022年には代打の切り札として随所で勝負強さを発揮するなど、近年に至るまで存在感を発揮。銀次選手が残した通算1239安打という記録はは、東北楽天の生え抜き選手としては史上最多の数字だ。
ここからは、銀次選手が残した名場面のトップ3を、実際のプレー映像とともに紹介していきたい。
1試合で5打数5安打、全方向に安打を放つ離れ業(2019年5月8日)
急造捕手で盗塁を刺殺し、4イニングを無失点に抑える大活躍(2019年4月7日)
現役生活最後の安打が決勝タイムリー(2023年9月25日)
卓越した打撃技術を活かした天才的な打撃で、東北出身者としてチームを盛り上げた
卓越したバットコントロールから放たれる天才的な安打の数々や、美しいバット回しといった華のあるプレーの数々は、パ・リーグファンの記憶に強く刻まれるだろう。
文・望月遼太
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