2023年度(第7回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(男子)第2ラウンド終了

日本ゴルフ協会(JGA)
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九州チームが通算8アンダーで独走

【長﨑大星(写真左)と煌心(右)の兄弟が共に首位に立つ】

2023年度(第7回)8地区強化指定選手チーム対抗戦(男子)は12月6日、宮崎県宮崎市のトム・ワトソンゴルフコースで第2ラウンドを行った。チーム戦首位でスタートした九州チームは、この日7つスコアを伸ばしチーム通算8アンダーパーで2位の関東チームに11ストロークの大差をつけて、4度目の優勝に大きく前進した。通算5オーバーパーの3位には中部チームがつけている。

九州チームの独走に貢献したのは、長﨑煌心と大星の兄弟。個人戦6位タイから兄に先んじてスタートした弟の大星。前半は「全体的にティーショットもアイアンショットもぶれていて、ショートゲームでパーを拾っていた」と1バーディ・1ボギーのパープレーと足踏みが続いたが、後半の1番でバーディを奪取。5番から連続バーディで迎えた7番(パー5)では50ヤードの第3打を直接放り込むショットイン・イーグルを奪取し、この日1イーグル・4バーディ・1ボギーの67のベストスコアを叩き出し、個人戦首位タイに躍り出る活躍を見せた。「7番のイーグルでリズムを取り戻せました。この後の練習で、ショットの調整をして、明日も今日の結果を越えられるようにしたい」と、イーグルで掴んだ手応えを確実なものにすべく練習場に向かった。

弟の活躍に刺激を受けたのか個人戦2位でスタートした兄の煌心も、粘りのプレーを見せた。スタートの10番でバーディを決めたが、14番からの連続ボギーで前半を1オーバーパーで終える苦しい展開となった煌心。しかし、後半は一転。3番に続き、5番、7番と3バーディで盛り返し、この日4バーディ・2ボギーの70をマーク。見事なカムバックで大星と個人戦首位に並んだ。長﨑兄弟の活躍で2位の関東チームに11打差をつけ、大会4度目の優勝に大きく前進した九州チーム。他チームを寄せつけない圧倒的な強さを見せて、このまま逃げ切るか。それとも後続が意地を見せて九州チームを追い詰めるか。明日の最終ラウンドも熱戦が期待される。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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