【バレー/Vリーグ・主将&監督インタビュー】久光スプリングス、大竹里歩選手

チーム・協会
 10月に開幕し、熱戦を繰り広げているバレーボールのVリーグ。各チームキャプテンと監督の今シーズンの意気込みをチームごとに紹介していきます。今回はV1女子 久光スプリングス編です。

大竹里歩主将

地域の思いを発信しつつファミリー一体となって戦う
 (昨シーズンの)移籍2年目でのキャプテン就任は、すごく難しいと感じていたのですが、同年代や経験豊富な選手に相談したり、長岡望悠選手に助けてもらったりしていました。今シーズンは実際、ほんとうに若い選手ばかり(笑) 若手をどれだけまとめられるか、と同時に彼女たちにチームを作ってほしいと考えています。
 連覇の懸かる私たちに向かってくる、相手の勢いに負けてしまったのが昨シーズン。優勝したときを振り返っても、リーグを通して徐々に強くなっていくのが最近の久光の戦い方なのですが、それをしていたら、今シーズンは終わってしまうので。スタートから頑張ることを胸に、挑みたいです。
 23年から佐賀に活動拠点が移って、地域の魅力を発信する立場になりました。地元の方々の思いをいっそう感じますし、だからこそプロ選手の自覚も強くなりました。選手、スタッフ、地域の方々、スプリングスファミリー一体となって戦う。それが今季の目標です。

大竹里歩選手 【©JVL】

酒井新悟監督

酒井新悟監督 【©JVL】

難しい短期決戦だからこそ状態のいい選手を起用
 昨季は思うような結果を残せませんでしたが、キャプテン1年目の大竹を筆頭に、常に前向きに戦ってくれました。それに国体、リーグ戦、アジアクラブ選手権、といずれも大会最後の試合はタイトルにかかわらず勝利で締めくくれました。最後まで全力でプレーしてくれましたし、それは「人の心を動かすような試合をしよう」と話していたことでしたから。彼女たちの姿に、私がいちばん感動していたかもしれません(笑)
 主力選手の引退もあり、積極的に若手を起用するプランが昨季はうまくいった部分もありました。ですが、今回は短期決戦なので、状態のいい選手から使っていかなければ。この夏は各カテゴリー日本代表に選手が選ばれていたので、リーグを戦いながら、チームを強化していく必要があります。それ自体は毎年のことですが、短期決戦では難しいので…、シーズンを通して高いパフォーマンスを発揮できる強さをできるだけ早く身につけてほしいです。
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