【タイガースWomen】伊予銀行杯第19回全日本女子硬式野球選手権大会決勝はNPB対決を制し、念願の初優勝

阪神タイガースWomen
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念願の初優勝 【(C)阪神タイガース/月刊タイガース】

本日、第19回全日本硬式野球選手権大会(主催:全日本女子野球連盟)決勝で、埼玉西武ライオンズ・レディース(以下 西武LL)と対戦しました。

10月11日(水)10時00分開始 坊ちゃんスタジアム

阪神TW 000 002 2|4  
西武L L  000 000 0|0
       
(阪神TW)森-中江
(西武LL)里-英

▽二塁打 浅野 三浦 (阪神TW) 

【戦評】
阪神TWの決勝戦の相手は、同じくNPBのチーム名を冠する西武LLとの対決となった。西武LLとの過去の対戦成績は、1勝1敗で今回が3度目の対戦となる。序盤は、阪神TW・森、西武LL・里の両先発が、走者を許しながらも要所を締めて0対0の攻防が続く。
5回裏、西武LLは、數田が右安打で出塁すると森の牽制球が悪送球となり、2死3塁の先制のチャンス。ここで清水の放った左中間への打球を阪神TWのレフト前田桜が好捕し、得点を許さない。
続く6回表、阪神TWは先頭の三浦が中安打で出塁すると田口の右安打などで1死満塁のチャンスをつくる。ここでこの日5番に入った安藤が均衡を破る先制の2点適時打を放つ。
勢いに乗る阪神TWは7回にも左線2塁打で出塁した浅野を2塁に置き、三浦がこの日3安打目となる左中間2塁打で1点を追加、更に続く中江にも左適時打が出て点差を広げる。
投げては、森が西武LL打線を散発5安打、8奪三振に抑える好投を見せ、完封勝利。
阪神TWが、悲願の全日本選手権大会初優勝を飾り、大会MVPには、森が選出された。

【コメント】
上本監督(悲願の全日本選手権大会初優勝を飾る)
選手の頑張りがすべてです。僕が何をしたというわけではありません。
選手を信じて送り出すだけでした。
控えの選手がチームのために働いてくれたことが一番です。試合に出ている選手の背中を押してくれました。
森にはきつい場面で行かせてしまいましたが、乗り越えることが出来ましたし、もっともっと出来ると思います。
選手たちは、女子野球界にとって宝物のような存在だと思うので、不器用な部分もありますが、頑張っていますので、引き続き応援してもらいたいです。

キャプテン三浦選手(準決勝に続き2試合連続の3安打)
今シーズンは何度も悔しい思いをしてきましたが、最後の大会で優勝することができました。
一人一人が持ち味を出し、全員で一致団結し、最後まで勝ちを信じてプレーすることができました。
たくさんのご声援ありがとうございました。引き続き女子野球の応援よろしくお願いします。

森投手(決勝で完封勝利、大会MVPにも選出)
決勝戦、先発任されてすごく緊張してました。1点もやらないという気持ちで投げ切りました。野手の皆が必死に点数取る姿を見て今持ってる力を全部出して0点で抑えてやる。という気持ちがボールにしっかり伝わったかなと思います。
今大会全員野球で優勝できた事凄く嬉しく思います!

安藤選手(先制のタイムリーヒットを含む2安打)
先輩方が打線を繋いでチャンスで打席を回して下さり、また(森)若菜さんも0点で抑えて下さっていたので、チーム全員で打たせてくれたタイムリーだったと思います。
この試合だけでなく、どの試合もとても雰囲気が良く、試合を積み重ねる事にチーム力がどんどん上がっているのをとても強く感じました。
全員で掴んだ優勝です!たくさんの応援ありがとうございました!
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著者プロフィール

2020年12月に設立した阪神タイガースが運営する女子硬式野球クラブチームです。 関西において ①女子野球選手の憧れ・目標となること ②女子が野球を始めやすい、続けやすい環境作りを行うこと ③女子野球人口を増やし、女性の野球ファンを増やすこと を目的に活動しています。

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