【ラグビーW杯日本代表選出記念⑭】~東芝ブレイブルーパス東京のスタッフが日本代表ワーナー・ディアンズを語る(望月雄太編)~

東芝ブレイブルーパス東京
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【東芝ブレイブルーパス東京】

ラグビーワールドカップ2023フランス大会が9月8日から開幕し、日本代表は3戦目のサモア代表に対し28-22で今大会2勝目を挙げ、10/8(日)に行われるプール戦最終節(vsアルゼンチン)がトーナメント進出をかけた大一番となった。
東芝ブレイブルーパス東京からはリーチ マイケル選手(FL)、ジョネ・ナイカブラ選手(WTB)、ワーナー・ディアンズ選手(LO)の3名が日本代表に選出されており、サモア戦でも3選手共に出場し、チームで存在感を表した。

今回は、日本代表の中でも最年少であるワーナー・ディアンズについて、東芝ブレイブルーパス東京に採用した張本人である望月雄太に語ってもらった。
採用担当として、成長過程を見てきた望月だからこそわかる彼の魅力と素顔に迫る。

【ラグビーW杯日本代表選出記念⑭】~東芝ブレイブルーパス東京のスタッフが日本代表ワーナー・ディアンズを語る(望月雄太編)~

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――採用担当として、ディアンズ選手に初めて会った際の印象はいかがでしたか?

 一番最初に見たのは彼が高校1年生の時。花園の試合を観に行ったときに、メンバー外でとんでもなく大きい子がいて「あいつなんや」と思ったのを覚えています(笑)流経大柏高校の監督で同級生でもある相亮太監督に話を聞いたら、中学まではバスケをやっていた面白い経歴を持っていることを知り興味を持ちましたね。次に見たのは高校2年生で、1年生の頃から一気に成長していました。高校卒業後はトップでやりたいという本人の希望とトッド・ブラックアダーHCの下でやらせたいという彼の父親の意向もあり練習に呼びました。そこで「彼は間違いなくいい選手になる!」と思ったので、チーム側に猛アピールし、無事入団することとなりました。

――東芝ブレイブルーパス東京に入ってからの印象はいかがでしたか?

 成長スピードがすごく速いと思います。加えて、彼の場合は日本語も上手でコミュニケーション能力が高いのも凄い部分だと思います。
2021年2月に入団したのですが、当時はまだ引っ込み思案なところがあり、コンタクト練習には参加していませんでしたが、同期の選手が入り始めたのを見て、参加するようになりました。もともとコンタクトプレーが好きだったのもあると思いますが、コンタクトプレーに入り始めた頃から顔が生き生きし始めました。その時に「この子の成長スピードは速いだろう」と直感的に感じていました。

――採用担当だからこそ知っているワーナー選手の意外な一面やエピソードなどはありますか?

 あまり注目されていない部分で言えば、ハンドリングがとてもうまい所ですかね。大きさが目立つけど、バスケやっていたのもありすごくハンドリング能力が高い。
 コロナウイルス感染症の真っ最中に卒業したこともあり、入団して2週間くらいは、私と1対1で練習をしていました。その中で、蹴ったボールをキャッチする練習があったのですが、私がどこに蹴っても絶対にキャッチするんです。普通であれば、ボールの正面に入ってキャッチするのが普通ですが、彼はどこに飛んでも片手で取ったりするんです。ハンドリングの柔らかさは非常に印象に残っています。
 また、彼がその時に一番苦手だったのが「寝て起きる動作」でした。足は速いが倒れてから起きる動作がすごく遅くて、これは課題だなというのがその2週間でわかり、2人でトレーニングをしていました。

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――ディアンズ選手の一番の魅力は?

 体の大きい選手には、少し体の動きが鈍かったりとか、性格的に引っ込み思案なところがある選手が多いと私は思っているのですが、彼にはそういった部分が全くないんです。そこが一番の魅力だと思います。体が大きく高い身体能力を持っている、性格的にも物怖じせずに積極的に取り組む。この2つが非常に大事で、どちらも揃っているからこそディアンズ選手は速いスピードで成長していると思います。

――今回のワールドカップでワーナー選手のここに注目してほしい、期待していることはありますか?

 プレーの部分で言うと、キックチャージにぜひ注目してほしいと思います。通常、大きい選手がキックチャージに行っても上手く当たらないことがほとんどだと思います。本人が意識しているかはわかりませんが、飛ぶタイミングとか、飛ぶ角度とか、そういう感覚的なところが彼は上手いんじゃないかと思います。だから、うまくチャージできていて、自分の手元に戻ってきているんだと思います。

――ワーナー選手に一言、お願いします

 楽しんでやってほしいというのは第一にありますが、ワールドカップという大きい大会を経験して、将来をイメージしてほしいと思っています。同年代の選手が世界で活躍している姿を見て感じて、今後の自分のキャリアを少し見つめながらワールドカップで戦ってもらいたいと思います。また、彼は「日本で一番ワールドカップに出た選手」になり得ると思っているので、将来本当にそうなってくれたら嬉しいなと思います。

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ワーナー・ディアンズ選手のプロフィール

2002年4月11日生まれ。ニュージーランド出身。ポジションはLO(ロック)、身長202cm、体重124kg。ニュージーランドのラグビークラブ(ホークスベイ)でS&Cコーチをする父親の影響で小学校に入るころにはラグビーを始め中学生までは地元のクラブチームでプレー。父親の仕事の関係で14歳で来日、千葉県選抜にも選出され、流通経済大学付属柏高等学校に進学しラグビーを続ける。高校時代は第99回、100回と2大会連続で全国高校ラグビーフットボール大会ベスト8に貢献、第100回大会では優秀選手にも選ばれた。高校を卒業すると東芝ブレイブルーパス東京に加入、2021年11月には日本代表としての初キャップを獲得。2022年1月に開幕したリーグワン初年度では、1年目から開幕戦スタメンを獲得、最年少トライを記録するなどその存在感をアピールした。全16試合中13試合に出場するなどチームに欠かせない選手として活躍している。

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著者プロフィール

東芝ブレイブルーパス東京はジャパンラグビーリーグワン(Division1)に所属するラグビークラブです。日本代表のリーチマイケル選手や德永祥尭選手が在籍し日本ラグビーの強化に直接つなげることと同時に、東京都、府中市、調布市、三鷹市をホストエリアとして活動し、地域と共に歩み社会へ貢献し、日本ラグビーの更なる発展、価値向上に寄与して参ります。

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