山下美夢有-メモリアル大会で自身初の連覇を
【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
JLPGAツアー2023シーズン第29戦『第50回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額7000万円、優勝賞金1260万円)が9月22日、宮城県利府町・利府ゴルフ倶楽部(6569ヤード/パー72)で開幕する。21日はプロ・アマチャリティトーナメントが行われた。
千載一遇のチャンス。山下美夢有はディフェンディングチャンピオンとして、今大会へ挑戦する。ターゲットはもちろん、優勝だ。「50回の記念大会で、しかも私は大会を連覇したことがありません。優勝したい。強く感じます」と、いつになく意気込みを言葉に込めた。
加えて、昨年の第1日、18ホールのツアー最少ストロークを更新。『60』は史上に残る大記録となった。「あれから、一年。きのう練習ラウンドで9ホールをプレーした時、ほんまに12アンダーを出したのかなぁ-そう思った」と、首をひねる。続けて、「セッティングがちょっと違う。ラフが深い」といいながらも、「50台(のスコア)を出したいですね。そうはいっても、去年は去年。今年もしっかりスコアを伸ばせるように準備する」と話す。
この日、3本のパターを試し、もっとも現在のグリーンの状態に適した1本を吟味。なぜなら、昨年のスコアは「パッティングのおかげです」と、改めて振り返る。「今夏の欧州遠征から、ちょこちょこ使っているクリーブランドのピンタイプを使う。そういえば、去年の大会はプロアマまで、モヤモヤした感じで開幕を迎えたけど、第1日がスタートするとショット以上に、ミドルからロングパットまで本当によく入った。チャンスをつくるのはショットの精度でも、最後はパッティングということを身に染みて感じた貴重な一日でしたね」と説明した。
22年は秋シーズンからのチャージがテーマのひとつ。この大会の優勝を起爆剤として3勝を上積みし、圧倒的な年間女王に輝いた。「落ち着いて、自分のペースで残りシーズンを戦う。私らしいプレーしたい」。ちなみに、私らしさとは-「ショットの精度が安定していることです。ここ最近は精度がいまひとつのような気がするけど、安定すれば・・・」と最後の言葉を飲み込んだ。
それはいつか。目笑していた。Xデーが近いことを両目で語っている。「ダンロップのクラブがいい仕事をしてくれた」。今年も、そのひと言が聞けるかもしれない。
(青木 政司)
千載一遇のチャンス。山下美夢有はディフェンディングチャンピオンとして、今大会へ挑戦する。ターゲットはもちろん、優勝だ。「50回の記念大会で、しかも私は大会を連覇したことがありません。優勝したい。強く感じます」と、いつになく意気込みを言葉に込めた。
加えて、昨年の第1日、18ホールのツアー最少ストロークを更新。『60』は史上に残る大記録となった。「あれから、一年。きのう練習ラウンドで9ホールをプレーした時、ほんまに12アンダーを出したのかなぁ-そう思った」と、首をひねる。続けて、「セッティングがちょっと違う。ラフが深い」といいながらも、「50台(のスコア)を出したいですね。そうはいっても、去年は去年。今年もしっかりスコアを伸ばせるように準備する」と話す。
この日、3本のパターを試し、もっとも現在のグリーンの状態に適した1本を吟味。なぜなら、昨年のスコアは「パッティングのおかげです」と、改めて振り返る。「今夏の欧州遠征から、ちょこちょこ使っているクリーブランドのピンタイプを使う。そういえば、去年の大会はプロアマまで、モヤモヤした感じで開幕を迎えたけど、第1日がスタートするとショット以上に、ミドルからロングパットまで本当によく入った。チャンスをつくるのはショットの精度でも、最後はパッティングということを身に染みて感じた貴重な一日でしたね」と説明した。
22年は秋シーズンからのチャージがテーマのひとつ。この大会の優勝を起爆剤として3勝を上積みし、圧倒的な年間女王に輝いた。「落ち着いて、自分のペースで残りシーズンを戦う。私らしいプレーしたい」。ちなみに、私らしさとは-「ショットの精度が安定していることです。ここ最近は精度がいまひとつのような気がするけど、安定すれば・・・」と最後の言葉を飲み込んだ。
それはいつか。目笑していた。Xデーが近いことを両目で語っている。「ダンロップのクラブがいい仕事をしてくれた」。今年も、そのひと言が聞けるかもしれない。
(青木 政司)
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