日本中を“沸かす”U18世代国内最高峰リーグ「U18日清食品トップリーグ2023」が、男女ともに先週開幕しました。男女各8チームの強豪が、約2か月にわたって総当たり戦を繰り広げる今大会。第2週となる9月16日（土）、9月17日（日）、9月18日（月・祝）は、ノーリツアリーナ和歌山（和歌山県）を舞台に、男子5試合、女子1試合が行われます。今大会は今年から有観客となり、開幕週の試合にも多くのファンが集まりました。
この第2週も、チケットの事前申込み（無料）を受付中。なお、9月18日（月・祝）のチケットは予定枚数に達したためすでに受付を終了しており、9月16日（土）、9月17日（日）のチケット事前申し込み（無料）のみ受付中です。（各日予定枚数に達した場合は受付終了）

第2週初日の9月16日、注目が集まるのは東山（京都府）と藤枝明誠（静岡県）の一戦です。両チームは、今年のインターハイ準々決勝で対戦。そのときは前半まで藤枝明誠がリードを奪いましたが、後半に入って東山が逆転するというハイレベルな熱戦を繰り広げました。東山の#5瀬川琉久選手が35得点、藤枝明誠の#12赤間賢人選手が40得点と、両スコアラーの点取り合戦も見応えがあり、今回の再戦においても両者の活躍が勝敗の大きなカギを握りそうです。ただ、藤枝明誠は大黒柱の#99ボヌ ロードプリンス チノンソ選手が怪我で欠場すると見られ、赤間選手には夏以上の徹底マークが予想されます。シュート力のある#17小澤朋樹選手やスピード抜群の司令塔#33斎藤佑真ら、周りの選手の活躍も勝利には不可欠でしょう。

2日目の9月17日には、北陸（福井県）と開志国際（新潟県）による北信越対決が実現します。6月に行われた北信越大会でも決勝で対戦した両チーム。結果は開志国際の快勝でしたが、北陸も今回の再戦では全力でリベンジを狙ってくるでしょう。互いに手の内を知るチーム同士、どちらが相手の良さを消せるかがポイントです。

3日目の9月18日に行われる福岡第一（福岡県）vs.藤枝明誠は、インターハイ上位校同士の一戦。昨年のインターハイ準決勝でも対戦したカードです。互いに“堅守速攻”をモットーとしており、素早いトランジションゲームが展開されると見られます。福岡第一は#17崎濱秀斗選手、藤枝明誠は赤間選手と、それぞれタフショットをねじ込めるスコアラーを擁し、ハイレベルなエース対決にも期待が高まります。

第2週に行われる全ゲームのうち、女子で唯一の試合となるのが、9月18日に行われる札幌山の手（北海道）と聖和学園（宮城県）の対戦です。どちらも全国屈指の伝統校として知られ、札幌山の手は今年のインターハイで3位、聖和学園は同大会でベスト8の成績を収めました。この「U18日清食品トップリーグ」には、両チームともに初出場。第1週では札幌山の手が大阪薫英女学院（大阪）に、聖和学園が桜花学園（愛知）に敗れ、初戦を勝利で飾ることはできませんでした。今回の対戦はリーグ戦初白星を懸けて、負けられない戦いとなります。

今年はどちらのチームも、平均的にサイズがあるのが特長の一つです。札幌山の手は#5栗林瞳選手（175cm）、#7谷口憂花（174cm）、#8大山瑚南菜選手（176cm）、一方の聖和学園は#4高瀬ゆのか選手（175cm）、#8内田理香選手（178cm）、#9阿部友愛選手（175cm）と、主力に長身選手を多くそろえ、なおかつ皆、ドライブや3Pシュートなどオールラウンドにプレーできます。来たる対戦でも、きっとダイナミックなプレーが見られるはずです。特に札幌山の手は谷口選手、聖和学園は阿部選手が、得点源となるオールラウンダー。両エースの活躍も、勝敗を大きく左右しそうです。

この第2週は3日間にわたり、特に北陸は3連戦のスケジュールとなります。強豪に胸を借りるタフな連戦で、チームもさらに鍛え上げられるでしょう。U18日清食品トップリーグ2023、目が離せない第2週もぜひ会場、または配信にてご観戦ください。

・「U18日清食品リーグ公式YouTube」と「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信
（※バスケットLIVEはシステムメンテナンス等により、一部試合のライブ配信が行われない場合があります。）
・「スポーツナビ」でも一部試合をライブ配信中