[RUGGERSコラム] Go with the Brave JAPAN Rugby ワールドカップに向けて①
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7月に入り、今年の夏も異常な暑さなんじゃないかと思うほど暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか??^^
さて、ワールドカップフランス大会まで2ヶ月を切りました!!
日本大会が終わってからもう4年になると思うと早いですよね。
今回からワールドカップまで日本代表を中心にオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。それではいってみましょう^^/
6月から始動していた日本代表ですが、最初の浦安合宿は、今までにないくらいキツいという声がニュースでもよく報道されていました。グラウンド横にできた室内練習場で、レスリングを中心に体を当てたり、タックル練習を重ねて、福井選手や堀江選手の顔が傷だらけになるくらいでした。過酷な1ヶ月を乗り越えた日本代表は、今季日本代表が始動してからの初戦ということで、7月に来日したオールブラックスXV(オールブラックス候補メンバー)と、7/8に秩父宮で試合を行ないました。
出場メンバーは以下の通りです。
【(日本ラグビー協会Instagram参照)】
対するオールブラックスXVのスターティングメンバーは以下の通りです。
【(ALLBLACKS XV Instagram参照)】
今回はナイターゲームということで、ジメジメとした暑さは日中と比べたらまだマシではあったかと思いますが、終始暑そうではありました。
先制したのは日本で、開始5分にPGで3点先制しました。連続攻撃から相手の反則も誘い込めていた日本。しかし個々で能力の高いオールブラックスXVは、ゴール前スクラムから速い展開でSOペロフェタがスペースへ走り込みトライ、ゴールは失敗し、3-5。お互いPGを決めて6-8と、前半20分はほぼ互角な戦いを繰り広げていました。その後前半はオールブラックスXVが3点追加し、6-11で折り返しました。前半のイメージで言うと、浦安合宿で行ってきたタックルやDFシステムがうまく発揮されていた印象です。やはり強豪国に勝つためにはDFでどこまで戦えるかが重要なポイントとなります。選手はもちろんのこと、スタッフ陣もそれを伺えるような体を張っているシーンがいくつもありました。後半もどこまでDFができて、相手のミスにどう得点を絡めていけるかがポイントです。
後半はオールブラックスXVのPGでスタートし、6-14。日本は堀江、具、姫野を入れて流れを変えようとします。前半からセットプレーで大きな崩れを感じない日本。具と堀江が入ったことでまた一段と塊感が増します。ハラシリが入ってからもスクラムはいいプレッシャーをかけられていました。キヤノンではNo8の機会が多かったハラシリが、ここまでスクラムが組めるということは、前回大会のイシレリのような存在になりそうで期待が持てます。
試合は、後半15分にオールブラックスが自陣からフェーズを重ねて、ラックサイドをうまく攻撃したウェーバーがBKへ展開し、最後はグッドヒューがトライしました。このトライの前に日本も敵陣でスクラムを押して、いい形ができていましたがBKのパスミスから最後はスローフォワードで相手にボールを渡してしまいました。このトライを起点に、立て続けに3トライを取られて、最後は6-38で残念ながら初戦は黒星スタートとなりました。
オニギリは見ていて、後半20分まではDFで戦えた部分が多く、この試合一番の収穫であったと感じました。一方課題は、攻撃時にミスで終わることが多く、特にオフロードミスやパスが合わなくてボールを落とすケースなどが多かったです。チームとしてまだ始動したばかりと考えればまだまだなのかと思いますが、それでもノートライで終わったのは残念でした。ただ、コンタクトの部分で手応えを感じた選手のコメントも多く、DFシステムが後半最後までやり続けられることができればロースコアでの試合ができることを感じさせてくれました。
この試合、オニギリ'sベストプレイヤーは、後半から入ってきた具選手とハラシリ選手ですね。やはり具選手は存在感がありますね。そして、ハラシリ選手の期待値を考えたら、アルゼンチンやイングランドといいスクラムが組めると期待が高まります。
そして、今週末はオールブラックスXVと第2戦を迎えます。熊本えがお健康スタジアムにて日本代表戦が行われます。
日本代表メンバーは以下の通りです。
【(日本ラグビー協会Instagram参照)】
ハーフ陣は齋藤、李とテンポの速い攻撃に期待できる2人。センターは中村、ライリーの安定な2人。バックスリーは、1戦目と同じマシレワ、ジョネ、松島。キーポイントは、バックスリーの3人がいいコネクションを保ってDFをすること、大外でボールを前進させること。このあたりのポイントが勝敗のカギになってくると思います。
リザーブには坂手、ミラー、ヴァルのフロント、ウヴェ、リーチのインパクトプレーヤー、流、松田、長田とユーティリティバックスがいるので、色々な組み合わせが可能となります。
今回はキャップ試合となるため、ノンキャップメンバーにとっても記念になる試合であり、相手もオールブラックス予備軍というプライドを持って戦ってくるに違いありません。
対するオールブラックスXVのメンバーは以下の通りです。
【(ALLBLACKS XV Instagram参照)】
来年もオールブラックスとの試合が10月26日に行うことが発表されて、楽しみが増えます。そう簡単に組まれることのないオールブラックスとの試合を、このように日本で開催されるということは日本の実力も認められている証拠でしょう。オールブラックスXVとの試合が終わったらサモア、トンガ、フィジーとパシフィックネーションズもあり、ワールドカップに向けて着実に進んでいきます。
オニギリ絶賛ワクワク中です!
ワクワクが止まりません^_^
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