<国内男子ゴルフ>永野竜太郎は米→選手会主催大会へ「全選手で面白い大会に」ロスでの残像を胸に

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初出場した先週の「全米オープン」を12位タイで予選突破し、3日目に8位。
最終日を4人の日本勢最高の20位タイで戦い終えた。

永野竜太郎(ながの・りゅうたろう)が、選手会の主催試合に大きな手応えと、土産ばなしを持ってきた。

昨年の全英オープン以来のメジャー。
前回の反省や、課題を踏まえて、乗り込んだ。

「今までやってきた方向性に、そんな間違いはなかったと確認できた」。

2600万円余の賞金を加算して、日本ツアーのランキングは一気に6位に浮上した。
「4日間を通して自分のやりたかったゴルフを少しはやりきれたのは、自信になったのかもしれない」と、金額以上の何かをスーツケースに詰め込んで、20日の火曜日に成田空港に到着。

すぐ翌朝に元気に来場し、練習場に顔を見せると他の選手たちから賞賛や、質問攻めにあっていた

最終日に回ったザンダーのショットや、練習日に回ったモリナリやパトリック・リードらの球質や、インパクトの音。

「なかなか日本では聞けない音。そういうのはすごく刺激になった」と、話題に尽きないが、中でも一番の衝撃は、予選カットが終了した土曜の朝。

午後からのスタートに備えて、ウォーミングアップに出かけた宿泊先のジムで、前日に予選敗退したジャスティン・トーマスやマックス・ホーマ、イムソンジェらが、もうすでに朝から汗を流していた。

「僕なら、ゆっくりしてたと思う」と、我が身に変えて想像する。

「ゆっくり寝て、行っても昼から行こうというテンションだったかもしれない。練習はするかもしれないけれど・・・。あそこまでの選手ならすぐ帰ってもおかしくない。でもけっこうなハードワークで・・・ショックでした」と、舞台裏を明かした。

「終わったことは反省するんでしょうけど、そこで止まらずに、次に向けて切り替える早さと、最善を尽くして行動する早さ。そこが違いなのかなと。
会場だけでは見えないところが見られたのはよかった」と、焼き付けて戻ってきた。

ほとんど休む間もなく22日の本戦を迎えるが、時差ボケも疲れも「大丈夫」と、むしろ背中に充実感を漂わす。

ロサンゼルスで見たばかりの残像を胸に、今週は選手会の主催大会。
「大会を盛り上げないといけない。全選手で面白い試合にしなければいけない。今週は今週で、自分ができる最大限のパフォーマンスを出せるように」というテンションは、先週となんら変わらない。
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