【スターツシニア/FR:】レギュラー5勝のデービッド・スメイルが2位5打差をつけ、念願のシニア初優勝を飾る
D・スメイルがシニアツアー初優勝を飾る 【©PGA】
スターツシニアゴルフトーナメント 最終ラウンド
シニアツアーデビュー戦として出場した片山晋呉は通算12アンダーで4位と存在感を知らしめた。大会3日間共、髙橋勝成(72)がエージシュートを達成。60歳以上で最上位者に与えられるスーパーシニア特別賞は倉本昌弘に賞金100万円が贈られた。
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「とても嬉しいです。昨年大会も2位タイで終えていますし、今回はリベンジを果たせました。完全優勝はとても嬉しい。コースセッティングなど、私にとてもマッチしていました」と喜びの言葉が溢れ出た。
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最終ラウンドは2番パー5で8メートル、5番パー3では10メートルという長いバーディーパットをジャストタッチで沈めたことで、貯金を作ってバックナインへ。これまでパー5だった14番パー4(495ヤード)も連日バーディーを奪取。2位を追走していたプラヤド・マークセンは、首位2打差を埋めるべく後半仕掛けようとするが、11番のダブルボギーが響き、15、16番の連続バーディーでは追いつけない。スメイルは16番パー4では上り2メートルというプレッシャーのかかるパーパットを決めたことで勝利を確信。最終18番パー5でバーディーフィニッシュを飾り、念願の優勝タイトルを掴んだ。長い3日間の戦いからようやく解放された、歓喜の瞬間だった。
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スメイルは、1997年からレギュラーツアーに参戦。2002年日本オープン、カシオワールドオープン、2004年にカシオワールドオープン2勝目を挙げ、2005年にはアコムインターナショナルとプリヂストンオープンで優勝するという活躍を示し、日本が大好きになった。
日本のシニアデビューを目標に、シニアツアー予選会には2021年に挑戦し2位で通過したことで年間の出場権を手中に収めている。2021年は賞金ランキング23位に入り、次年度の賞金ランキングシード権を獲得。一方で、シニアツアーは基本的に日本PGA会員を出場対象としていることもあり、同年のPGA資格認定プロテストも受験し、最終プロテストにも合格。入会セミナーを受講後、2022年1月1日付で日本PGAメンバー入りを果たしているのだ。
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