GWの熱き短期決戦、第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会を予選通過!今日から決勝トーナメントの戦いが始まる。【NECレッドロケッツ/バレーボール女子】

NECレッドロケッツ
チーム・協会
5月1日(月)から丸善インテックアリーナ大阪(大阪府)にて開催されている『第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会』において、NECレッドロケッツは予選グループC組でのグループ戦を全勝で通過し、決勝トーナメント進出を決めた。
この大会は日本代表選手は出場しておらず、先週まで開催されていたV1女子とは全く異なるメンバーで戦っている。


大会初日での初戦は、日本女子体育大学との対戦。
1セット目序盤、廣田のライトからのスパイクや、野嶋のブロックポイントで順調に得点を重ねるが、自チームミスや相手の攻撃が決まり5-8とリードされる。
なかなかリズムを掴むことが出来ない展開となる中、川上のサービスエースから、塚田のブロック、さらに川上のサーブが再び決まり12-12と同点とする。
甲のサービスエースで20点にのせ川上の気迫溢れるスパイク、最後はキャプテン古谷が2段トスを決め切り、25-22でこのセットを取った。

気迫溢れるプレーでチームを鼓舞する川上雛菜/アウトサイドヒッター 【NEC RED ROCKETS】

2セット目、序盤は競る展開となる。ミスが続き6-9となるものの、ロングラリーを制すなど点差を縮め9-9と同点に追いつく。
しかし相手の粘りもあり、14-18と4点差がついてしまう。
ここからミドルブロッカーの甲が奮闘。廣田も続き、古谷のサーブも決まる。
相手のミスを誘い同点とすると、廣田のスパイク・ブロックと連続で決まり、最後は川上が苦しいボールを決め切り25-22。
セットカウント2-0で勝利した。
大会2日目、グループ戦第2戦目はヴィクトリーナ姫路との対戦。
1セット目、先行される展開となる中、井上がレシーブでチームを引っ張り、山内・古谷・甲が決めていく。
さらに前日も効いていた甲のサーブで相手を崩し、甲のディグから川上が決め切り得点を重ねる。
さらに甲・山内と続けて決めていきリードを広げるが、ロングラリーを取れないシーンもあり21-20と逆転されそうになるが、しっかり全員で踏ん張り、最後は川上の連続得点で1セット目を取った。

鋭いクイックが強みの甲萌香/ミドルブロッカー 【NEC RED ROCKETS】

2セット目、 川上を中心に点数を重ねる。
ロングラリーを野嶋が決め切り7-3とリードすると、その後も山内・甲のブロックポイントや、古谷が相手の空いているところへ冷静にボールを落とし点を取っていく。
甲のブロックポイントや川上も決めていき、17-10と大量にリードする。
終盤は井上のナイス繋ぎから二枚替えで入った廣田が決め、最後は相手のミスを誘い込み25-14で2セット目を取りセットカウント2-0で勝利した。

キャプテンとしてチームを引っ張る古谷ちなみ/アウトサイドヒッター 【NEC RED ROCKETS】

3日目、グループ戦最終戦は日立Astemoリヴァーレとの対戦。
スタメンとなった廣田がライトから決め、試合がスタートした。
続けて川上が連続で決めていき、野嶋のブロード・サービスエースもあり点差を広げた中、少しずつ日立の攻撃も決まり始め、14-12と点差が縮まってくる。
ここで二枚替えで山内と澤田が入ると、山内の破壊力抜群なスパイクと澤田の多彩なトスワーク、そしてディフェンスで21-15とチームを勢いにのせる。
20点以降は、廣田のスパイクが連続で決まり25-19でこのセットを取った。


今大会、大きな存在感を放っている野嶋華澄/ミドルブロッカー 【NEC RED ROCKETS】

2セット目。
出だしから流れを相手に渡してしまいリードされてしまう。
川上が躍動して川上中心に決めていくが、自チームの攻撃を決め続けることが出来ず、逆に相手に決められ、18-25で2セット目を落とす

今大会でNECレッドロケッツの退団が決まっている井上琴絵/リベロ 【NEC RED ROCKETS】

3セット目出だし、相手の攻撃に先行され2-4でスタートとなる。
山内が相手のブロックを利用して決めていくなか、他にもナイスラリーが続くが流れを掴むことが出来ない。
二枚替えで澤田・廣田が入ると、廣田のブロックポイント、連続して廣田のブロックで17-14と抜け出る。
その後も、廣田のブロックポイント、井上のファインプレーレシーブもあり、終盤には山内の移動攻撃も決まり、最後は野嶋のブロードで決め25-21。
セットカウント2-1で勝利した。
いよいよ、負けたら終わりのトーナメント戦が始まる。
チームを去る仲間と1試合でも多くバレーボールをするため…想いは1つ。
“優勝を勝ち取る”
今シーズンの集大成、黒鷲旗の栄光を手にするのはどのチームか。
熱い戦いを見逃すな。

グループ戦を全勝で決勝トーナメントを決め、笑顔で写真を撮影するNECレッドロケッツの選手たち 【NEC RED ROCKETS】

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著者プロフィール

V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子) に加盟する女子バレーボールチーム。日本リーグで優勝1回、Vリーグでは優勝7回、天皇杯・皇后杯1回、黒鷲旗でも2回の優勝実績がある。2021年、これまでの歴史を継承しながら、更なる進化を遂げるためチームのリブランディングを実施し、ホームタウンを神奈川県川崎エリア、東京エリアとした。チームのエンブレムであるロケット胴体部の三層のラインは、ロケットに搭乗しているチーム、サポーター、コミュニティを表現。チームに関わるすべての皆さまに愛され、必要とされる欠かせない存在になることを目指す。

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