【ノジマチャンピン杯/1R】深堀圭一郎が6バーディーボギーフリーで単独首位スタート

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ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント 第1ラウンド

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 今季シニアツアー第2戦「ノジマチャンピオンカップ箱根シニアプロゴルフトーナメント」(7,060ヤード/パー71)の第1ラウンド。深堀圭一郎(54)が6バーディーボギーフリー65ストローク、6アンダーで回り単独首位。首位と1打差2位に手嶋多一(54)がつける。大会ホストプロの藤田寛之(53)は1アンダー18位タイ、前年覇者の兼本貴司(52)は1オーバー45位と遅れを取っている。

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 レギュラー通算8勝を挙げている深堀圭一郎が、2019年にシニアデビューを飾ったノジマチャンピオンカップで、第1ラウンドを6バーディー・ボギーフリーで回り、単独首位と好スタートを切った。


 スタート1番パー4で、セカンドショットがバンカーにつかまったが、2.5メートルを必死に沈めてパーセーブ。続く2番パー3では絶好のショットでバーディーを決めると、チャンスに着けられる流れがみえてきた。前半だけで4つのバーディーを獲り、風が強くなった後半ではセーフティーエリアを狙いプレーの流れを変えないよう我慢が続く。昨年までパー5だった12番ホールは、470ヤードのパー4に変更されたが、深堀は風の読みとセカンド地点の傾斜を利用して残り114ヤードに運んで5つめのバーディー。15番パー5でもスコアを伸ばし、後続を寄せ付けずに堂々の初日首位スタートを切った

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 深堀はティーショットの安定性に加え、契約メーカー・キャロウェイの「トライビームDM」という新作パターが絶妙にマッチしているという。グリーン上が大きな課題だという深堀は「今日の(箱根の)グリーンは、僕の目に合うような良いグリーンでしたね」と笑いを誘ったが、「毎年春先で成績が作れていないこともあり、今年はテーマをもって準備してきました。それでこのパターに出会って使い始めたら早々に手ごたえがあって。パッティングの精度を上げる練習を重ねてきて、今はストロークに自信を持てています」と根拠もある。

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 シニアデビュー戦となった2019年大会は、初日71ストロークと出遅れ35位と不本意な順位に終わっているが「最初に出場したノジマさんの試合という思い入れもあります。オフの時などにプレーさせてもらうこともある素晴らしいコースですし、なんとかノジマさんの試合で一番上に行けるよう、最終日もボギー少なくチャンスを作っていきたい」と快プレーで得た自信を言葉ににじませる。

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 深堀はシニア5年目で、先輩たちとの心地よい関係を築いてきたシニアメンバーの中堅という立場でもある。「先輩たちが、シニアになってもこうしてプレーできる道を作ってくれて、その道に続いています」とスポンサーへの感謝は尽きない。新顔の後輩も増えてきており、サバイバルゲームのレベルも上がっている中で絶好のスタート。シニア3勝目に向け、深堀の機は熟している。
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