【ハンググライディング日本選手権】田中元気が日本選手権連覇!
【©2023JHF】
45 名もの選手が距離とタイムを競い合うため集結し、天候にも恵まれ 3日間競技が行うことができた。日本 選手権としては天候の影響もあり 3 年ぶりの日本選手権者誕生となった。
優勝したのはハンググライディング日本選手権連覇となる田中だ。全日程安定した上位の成績を納め見事優 勝を成し遂げた。また今回の大会では国内最長タスクの 116km タスクが設定されたが、そこでも田中がトッ プゴールした。
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離陸地点周辺やスタートの高峰山周辺は気象条件が良く高度 1600m ~ 1700m 上がり、選手一斉スタートと なった。しかし高峰山より北側は条件が厳しくなり高度 1100m ~ 1200m ほどしか上がらなくなり、中々厳 しいレース展開となったが、上手く上昇風を乗り継いで見事牟田園がトップゴールした。 この日は後半気象条件が厳しい中、15 名もの選手がゴールまでたどり着いた。
4日目は気象条件が非常良い予報となり、茨城県石岡市から福島県白河市まで飛ぶ、日本ハンググライディン グシリーズ史上最長の 116.7km のタスクが設定された。 序盤、離陸地点周辺の気象条件が厳しく、スタート時間に高峰山へ渡ってスタートを待てた選手は少なく、1 回目スタート (12:30)、2 回目スタート (12:50) に選手がばらける展開となった。 タスク中盤も予報よりも厳しい気象条件が続き、リタイアしてしまう選手が続出するも、雲のない上昇風を 見つけることが難しい空域を高度 1500m~1600m 程度で粘り強くフライトを続けられた選手は、終盤よう やく白河市の北側あたりで高度 2200m 以上の積雲ができる気象条件となり白河ゴールへ 7 名の選手がゴール した。
トップゴールの田中はスタートからゴールまでほぼ先頭を飛び切り、約 3 時間でゴールまで辿り着き満点の 1000 点を獲得した。
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総合では田中が日本選手権連覇に輝いた。また、女子部門では櫻井が初の女子日本選手権者に輝いた。女子 部門は人数不足による不成立が続いていたが、今回 7 名の選手が参加して 4 年ぶりとなる成立となった。
総合成績
優勝 田中元気
2位 名草慧
3位 鈴木博司
4位 小高史郎
5位 伊藤学生
6位 大陽智仁
女子
優勝 櫻井さやか
2位 内田秀子
3位 佐野容子
U25
優勝 児玉智雅
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