【BOATRACE】多摩川の「新春特別かどまつ賞」は地元・一瀬明が2コース差しで優勝

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 ボートレース多摩川で開催されていた「第44回新春特別かどまつ賞」(優勝賞金150万円)は7日、12Rで優勝戦が行われた。メンバーは1号艇から安達裕樹、一瀬明、三浦敬太、作間章、吉田慎二郎、森竜也で争われ、イン快速の三重支部・安達裕樹が断然の人気となったが…。

【(C)BOATRACE】

 優勝戦の進入は枠なりの3対3発進。スタートはイン艇から順に14、16、18、14、14、15。若干の中へこみ隊形ではあったが、イン安達の機力を考えれば問題なしのスタート隊形。1マークまではやはり安達が伸びて、比較的楽な態勢で先マイへ。これに対して3コースから三浦がやや遅れた位置からながらも、まくり攻撃に出た。安達はその三浦の握り込みをけん制気味のターン。ただ、この安達のターンが思ったよりも流れてしまった。

 この隙を逃さなかったのが2コースの一瀬明(東京支部51歳)【写真2枚】だった。ブイ際をきれいに差し込み、バックストレッチは一瀬が内、安達が外で並走しつつ2マークの攻防へ。こん身の差し返しを狙った安達だったが、一瀬もブイ際を巧みに艇を回して安達の差しを許さなかった。

【(C)BOATRACE】

 ここでリードを取った一瀬明が、残りのターンでも食い下がる安達を封じてVゴール。安達は惜敗2着。3着争いは、3周1マークで三浦敬太が森竜也を差し交わしての入線。3連単は2-1-3で9920円、21番人気の決着。

 勝った一瀬はこれが2021年9月の浜名湖以来、通算38回目の優勝。多摩川では5回目の優勝となった。安達との足の差を考えれば、本人もややびっくりの勝利だった。一瀬の優勝により、多摩川の正月レースである「新春特別かどまつ賞」は、14年連続で地元東京支部が優勝を守った。一瀬の今後のスケジュールは12日からの平和島、そして23日からは再び多摩川でマスターズリーグを走る。今後の活躍にも注目したい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント