【AC長野vs東京NB】植木理子の2試合連続ゴールなどで東京NBが完封勝利。順位も2位に浮上【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第4節】

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AC長野 0-2 東京NB

11/26(土)14:00キックオフ 長野Uスタジアム

初勝利が欲しいAC長野パルセイロ・レディースは6分、#29小澤寛が高い位置からシュートを放ちますが、惜しくもゴールポストに弾かれ先制とはなりません。前半をスコアレスで折り返し迎えた52分、日テレ・東京ヴェルディベレーザ#11藤野あおばが#20木下桃香とのワンツーのあと角度のない位置からネットを揺らし、東京NBが先制します。60分には#3村松智子からのロングフィードに反応した#9植木理子が相手ディフェンス陣の裏を取ると、冷静に決めてリードを2点に広げます。その後も堅い守備でAC長野に得点を許さず、完封勝利を収めた東京NBが2位に浮上しました。

ハイライト

監督コメント

AC長野パルセイロ・レディース
田代久美子 監督
3連敗した後に準備期間があり、体調不良から復帰してきた選手たちもいてコンディションを上げてきました。しっかりトレーニングを積んで試合に臨みましたが、結果として0-2で敗戦し、4連敗してしまったことに対しても監督として自分自身の力不足をすごく感じています。ベレーザさんは個々の能力も非常に高く、しっかりビルドアップして繋いでくるチームですが、そこに臆することなく前から果敢にチャレンジして、なるべく前線でボールを奪ってシュートまで持っていくことが今日のゲームの狙いでした。奪った後にもう一度奪い返される、すぐ失うシーンが非常に多くなった中で、奪うところから繋いでゴールまでも持っていくという課題は本当に明確に出たと思います。選手たちは90分通して非常にハードワークして戦ってくれたので、そこに関しては非常に感謝しています。次のゲームこそしっかり初勝利が掴めるように準備していきます。

日テレ・東京ヴェルディベレーザ
竹本一彦 監督
少し中断期間があり、再開初戦はアウェイでの試合でした。チームとしては上位争いをするためにも今日のような試合をしっかり勝っていくことが大事です。今回はけが人や体調不良者も戻ってきたので、戦力が少し多く戦えるようになりました。その上で絶対にこの試合を落とさない、かつ、内容よりも結果という思いをチームで共有し、トレーニングの中からスタッフとの意見交換も行い、今日の試合に臨みました。前半に良い形はありましたが、シュートに繋がる強引なプレーが無く、長野さんの集中した守備もあり得点を奪えませんでした。ただ後半は、藤野選手がペナルティーエリアの中で勝負をした結果先制点を呼んだと思います。その後も仕掛ける時間帯が多く、フォワードが仕掛けてシュートチャンスを作り、全員が得点を目指すという時間が多くなりました。2点目も取れて試合としては良い展開でした。3点目、4点目を取りたかったですが、怪我人等が戻ってきているのでその選手たちを使って慣らすことも必要でしたし、新しい可能性をチームとして出したかったので、色々なことを試しました。それでももう1点取りたかったというのが本音です。今日はアウェイでしたが、サポーターの方の応援が非常に届きました。特に前半、あまり良くない時間帯にサポーターの方の声が届いていたので、今日の勝利に繋がってると思います。
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著者プロフィール

2021年9月に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグです。WEリーグは「Women Empowerment League」の略称で、この名称には日本に“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す、という思いが込められています。現在12クラブが所属し、ホーム&アウェイ方式による総当たりのリーグ戦「2023-24 WEリーグ」を秋春制で開催します。

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