セレッソ大阪【北國新聞・北國銀行ドリームマッチ 金沢vs.C大阪】ツエーゲン金沢との“今季最終戦”。飛躍を遂げたシーズンの締めにふさわしい内容と結果を示したい

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【CEREZO OSAKA】

19日、セレッソ大阪は、「北國新聞・北國銀行ドリームマッチ」と銘打たれたツエーゲン金沢とのポストシーズンマッチに臨む。場所は金沢のホームスタジアム、西部緑地公園陸上競技場。キックオフは14時となっている。

明治安田生命J1リーグ最終節・名古屋グランパス戦から2週間。すでに帰国した外国籍選手や負傷中の選手を除き、ベテラン、若手を含めチーム全体で汗を流した。公開された15日と16日の練習では、レギュラーシーズンを戦い終えた安堵感やリラックスした雰囲気の中にも、激しくボールを奪い合い、ゴールを目指す選手たちの姿があった。見守った小菊昭雄監督も、「シーズン中と変わらず、強度の高い集中したトレーニングができました」とチームの様子を語る。心身の強度を落とすことなく、攻守にアグレッシブなサッカーを、この試合でも目指す。
また、プロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせた金沢へ凱旋となる加藤陸次樹は、「金沢がなければ、こうしてプロサッカー選手はできていません」と古巣に感謝の思いを述べつつ、「成長した姿、点を取る姿は一番見せたい。チームの攻撃の中心としてプレーしている姿、ハードワークを欠かさずやっているところも示したい」と試合に向けた意気込みを語った。

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今回の一戦は、シーズンの締めくくりであると同時に、来季へ向けたスタートでもある。チームとして勝利を求めることはもちろん、選手個々としても、来季へつながる要素を手にしたい。例えば、最終節で先発を勝ち取り、好プレーを披露した中原輝。第33節の京都サンガF.C.戦、名古屋戦と左サイドバックで先発し、安定したプレーを披露した舩木翔らは、ゴールやアシストなど結果にもこだわりたい。前述の公開練習では、指揮官が選手一人ひとりと話す姿も印象的だった。1年間を戦い抜いた労をねぎらうだけではなく、今後の展望など具体的な内容もあったよう。再び中原を例に挙げると、「自分と向き合い努力し続け、最後にスタメンを勝ち取った。その思いは来年につながる、と伝えました。それと、今は中盤の右サイドで使っていますが、トップ下、左サイドなど、複数のポジションにトライして欲しい、私自身そういう考えもある、という話もしました」と小菊監督は会話の一部を明かす。中原自身、「来季は試合に出続け、結果を残したい」と意欲を覗かせる。彼だけではなく、今季、シーズン途中から出場機会を増やし、主力の立ち位置をつかんだ上門知樹、毎熊晟矢、鈴木徳真らも、さらなる飛躍を期す来季へ向け、良い形でシーズンを終えたい。

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今季最後の公開練習となった16日の練習後は、チーム全体で、集まったファン・サポーターへ挨拶を行った。「なかなか今シーズンも皆さんに練習を見に来ていただくことはできませんでしたが、サポーターの皆さんの愛情は常に感じていました。そういう感謝の思いも込めました」と小菊監督。今シーズン最後の一戦は、一部エリアで声出し可能な「声出し応援エリア設置試合」。金沢まで駆け付けてくれるサポーターの前で、飛躍を遂げた今季の締めにふさわしい内容と結果を披露したい。
(文=小田尚史)

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