【北國銀行ハニービー】日本代表として戦った日韓戦 Vol.1 犀藤菜穂

北國銀行 Honey Bee
チーム・協会

【北國銀行ハニービー】

初めての日本代表

9月4日、愛知県稲沢市にある豊田合成記念体育館「エントリオ」にて、3年ぶりに日韓定期戦が行わました。
北國銀行ハニービーのゴールキーパー、犀藤菜穂が日本代表として戦う初めての公式戦。
19(12-13.7-12)25で負けはしたものの、日本のゴールを守り抜いた彼女に話を聞いてみました。

初めての代表戦、途中出場での難しさもあったと思いますが、どういう気持ちでコートに入りましたか?

ー 私自身初めての代表戦で、海外選手のシュートを受けられる事にとてもわくわくしていました。とにかく今の自分にできる事をコートの中で表現してこようという気持ちでコートに入りました。


合わせる時間も少なかったと思いますが、意識していたことはありますか?

ー 韓国はステップワークも早いし、パスの精度も良いので、どこでシュートを打たれるのか、どこでずらされる危険があるのかを常に考えて、準備する事を意識しました。また、全員で一点を守る為にD Fが必死に守ってくれているので、最後は私が絶対に止めるという気持ちでコートに立っていました。


日本でなかなか代表戦がない中で、今回は貴重な経験だったと思います。日本代表として日本のファンの前で戦うということはどうでしたか?

ー たくさんの方が会場まで足を運んでくださり、生でハンドボールを見てもらえる事が嬉しかったです。応援してもらっているというのが会場から伝わってきて、たくさんのパワーをもらいました。


韓国と対戦しての率直な感想を教えてください。

ー 勝てなかった事がとても悔しいです。
韓国チームの個々の力の強さを痛感しました。
でも、実際に対戦してみて、手の届かない所にいる相手ではない、これからの自分たち次第でこれから先の結果を変えられる可能性は十分にあるとも思いました。


チームを後方から支えた犀藤選手 【北國銀行ハニービー】

かなりチームを助ける働きぶりだったと思いますが、ご自身の出来はどうでしたか?

前半、D Fから速攻という自分たちが一番やりたいハンドボールをする事ができたことは良かったと思います。しかし、後半の苦しい時間帯にチームを助ける事ができなかったのは自分の力不足だったと思います。試合を通して反省ばかりなので、自分の中では納得していません。
後半の阻止率が課題として出たので、60分を通して安定したキーピングができるようにしたいです。


満員のファンの前での試合はどうでしたか?

いくつもの日の丸が見えて、一つ一つのプレーに選手と一緒に一喜一憂してくださっているファンの方々がいて、会場全体が一つになって戦っている気がしました。苦しい時間帯もありましたが、観客の皆さんがずっと私の背中を押してくださっていたので、最後まで全力で臨む事ができました。


目指しているゴールキーパーとは?

ゴールを任せたいと思ってもらえるキーパーになりたいです。
キーピングスキルがある事はもちろん、どんな時も全力でチャレンジし、見ている人が一緒に熱くなれるようなプレーをしたいです。

試合後、ファンに挨拶する犀藤選手 【北國銀行ハニービー】

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著者プロフィール

北國銀行HoneyBee(ハニービー)は、日本ハンドボールリーグ(JHL)に所属する女子ハンドボールのトップチームです。1975年創部、現在JHL前人未到の8連覇中!その他日本選手権3連覇、社会人選手権7連覇、国体7連覇中!チームスローガンは、「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」チームカラーは、グリーン。今シーズンは、「Challenge&Growth」のスローガンのもと地域に勇気、元気、感動をお届けします!

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