8月30日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第16回戦は、2対5で北海道日本ハムが敗れた。

　先発の杉浦稔大投手は直球と変化球を織り交ぜ、3回まで巨人打線を無安打に抑える。しかし4回表、四球と安打で1死1、3塁とされると、犠飛と適時二塁打で2失点。5回表は3者凡退に打ち取り、5回3安打2四球4奪三振2失点でマウンドを降りた。

　6回表には福島蓮投手が登板するが、無死満塁から香月一也選手の2点適時二塁打を浴びてスコアは0対4に。5回まで相手先発の前に得点できずにいた打線は6回裏、1死から郡拓也選手が四球で出塁すると、田宮裕涼選手の適時三塁打で1点を返した。

　7回裏にも上野響平選手の安打などで1死1、2塁から、樋口龍之介選手の適時打で点差を縮める。8回裏には巨人の4番手・戸根千明投手から無死満塁の好機を得るも、後続が抑えられ無得点に終わった。

　9回表に登板した松本遼大投手が本塁打を浴びて3点差となると、9回裏の攻撃は3者凡退に倒れて2対5で試合終了。敗れた北海道日本ハムは、先発した杉浦投手が試合をつくるも、打線が相手投手陣を攻略しきれなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
巨 ０００２０２００１ ５
日 ０００００１１００ ２

巨 ○シューメーカー-大江竜聖-與那原大剛-戸根千明-S菊地大稀
日 ●杉浦稔大-福島蓮-西村天裕-福田俊-松本遼大

文・木村圭