ホームで今季初の敗戦を喫した前節のアンデルレヒト戦から中5日。STVVは、オーステンデの敵地で、ベルギーリーグ第5節に挑んだ。先発は4人変更。負傷離脱中の林選手、バウアー選手、コイタ選手とブルーノ選手に変えて、デビュー戦の岡崎選手、初スタメンのヴァン・デッセル選手、ヤンセンス選手と香川選手が第3節ぶりにスタメンに戻った。

ベルギーの海岸沿いにあるオーステンデのスタジアムで行われた一戦、最初に決定機を得たのは、STVV。8分、ヴァン・デッセル選手のクロスから岡崎選手が頭で合わせた。対するオーステンデは11分に決定機を迎えるも、シュミット選手がキャッチ。すると、16分にSTVVは、先制に成功した。ブルース選手のCKから、ライストナー選手がニアで合わせて、決めた。昨日32歳の誕生日を迎えた主将がゴールを奪った。追いかけるオーステンデに、25分にシュート、45分にも決定機を許すも、シュミット選手の好セーブで守り切り、一点をリードし、前半は終了した。

0-1で迎えた後半。50分に、岡崎選手のボール奪取から、香川選手のパスを受けた橋岡選手がドリブルで持ち込み、ミドルシュートは惜しくも枠を外れた。3人の交代枠を使い、ホームファンのサポートを受けたオーステンデに押し込まれるも、リーグ戦今季初勝利を目指し、最後まで集中して戦い抜き、試合はこのまま0-1で終了。リーグ戦5試合目にして、遂に勝点3を掴んだ。