ドラ1・隅田知一郎がプロ初の中継ぎ登板で好リリーフ

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◇埼玉西武対福岡ソフトバンク 第16回戦(17日・ベルーナドーム)

 埼玉西武の隅田知一郎投手が、プロ初の中継ぎ登板に臨んだ。6月9日以来となる一軍戦のマウンドで、3.1イニングを無失点に抑えた。

 隅田投手は4回表、5失点で降板した平井克典投手の後を受けてマウンドへ。2死1、2塁というピンチでの登板となったが、初回に先制打を放っていた牧原大成選手を3球三振に仕留める見事な火消しを見せた。

 回またぎでの登板となった5回表をわずか9球で3者凡退に抑えると、先頭打者に二塁打を浴びた6回表も、後続を打ち取り本塁は踏ませず。7回表には2三振を奪う投球で、相手打線を無得点に封じ込めた。

 4回2死から7回までの3.1イニングを投げ、46球2安打3奪三振無失点と好投した隅田投手。首位を走る埼玉西武に、頼もしい若獅子が戻ってきた。

◇隅田投手 コメント
「開幕から先発を任せてもらっていましたが、一度ファームに落ちてしまったことで、とにかく地道な練習を積んできました。ファームにいる時は、次に一軍に戻ったときにレベルアップした姿を見せたいと思って練習していました。

 今日は久しぶりの一軍での登板でしたが、豊田コーチから、結果を気にせず投げてこい、と声を掛けていただいていました。そのアドバイスどおり、結果は気にせず、1イニングずつ抑えることに集中して投げることができたと思います。

 1イニングずつ集中した結果として、3イニングちょっとを投げることができたのは良かったです。これからも、ファームで積んできた地道な練習を疎かにせず、もっともっとパワーアップしたいです」

文・吉村穂乃香
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