セレッソ大阪【ルヴァンカップQF 第2戦 川崎vs.C大阪】ラストプレーで執念の同点劇。アウェイゴール数の差で準決勝進出を決める
【CEREZO OSAKA】
ホームでの第1戦を1-1で終えたセレッソは、勝利するか、2点以上を取っての引き分けで突破が決まる条件で第2戦を迎えた。序盤は川崎にボールを握られ、苦しい展開が続く。ただし、ゴール中央を割らせずしのぐと、10分過ぎからセレッソもサイドを起点に相手ゴールへ迫り出す。すると30分、この試合、両チームを通じて最初の決定機がセレッソに訪れた。山中亮輔の鋭いクロスが右へ流れると、逆サイドでフリーで受けた松田陸がトラップからシュート。GKにはじかれたボールを拾った奥埜博亮が横へ流すと、為田大貴が狙い澄ましてシュート。ただし、ここはクロスバーに嫌われ、ゴールならず。先制のチャンスを逃したセレッソは、40分に失点。この試合、初めて川崎に中央を破られ、最後はレアンドロ ダミアンのシュートを西尾隆矢がクリアしたボールをマルシーニョに押し込まれた。
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松田陸のクロスに、前線へ上がっていた西尾が競り、こぼれたボールをジェアン パトリッキが中へ折り返す。そこへ、こちらも前線へ上がっていた鳥海が飛び込むと、こぼれたボールに加藤が体を投げ出してマイボールにする。ここから中原の精度の高い左足でのクロスに対し、ファーサイドから執念で折り返したのは西尾。フワリと上がったクロスに、最後は誰よりも早く反応した山田が頭で押し込んだ。
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(文=小田尚史)
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