明治安田生命Ｊ２リーグは、6日に第25節の11試合が開催される。

首位の横浜FCは、ホームで秋田と対戦。前節は水戸を下して3連勝を達成した。4戦連発中の小川 航基が、今節も輝きを放てるか。秋田は前節、山口に敗れ、8試合勝利なしとなった。苦しい戦いが続くなか、前回対戦で勝利した相手を再び撃破し、好転のきっかけをつかみたい。

前節、5試合ぶりにゴールを決めた本間（新潟）が今節も結果を残せるか

2位の新潟はホームに千葉を迎える。前節は群馬に2-0と快勝を収めた。5試合ぶりにゴールを決めた本間 至恩が今節も結果を残せるか。千葉は前節大分に敗れ、8試合ぶりの黒星を喫した。巻き返しの一戦となる今節は、大分相手に3点を奪われた守備の修正がテーマとなるだろう。

3位の仙台はホームで甲府と対戦する。前節は町田に競り勝ち、5試合ぶりに勝点3を手にした。コンスタントに仕事をこなす皆川 佑介に、今節もかかる期待は大きい。甲府は前節長崎に敗れ、2連敗となった。ボール支配率で大きく上回りながらも無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。

その甲府を下した長崎は、6戦負けなしで4位に浮上した。ファビオ カリーレ監督の初陣を白星で飾り、さらなる勢いが生まれてきそうな気配だ。対戦相手の山形は栃木に敗れ、5試合勝利なし。この間、3つの完封負けと決定力不足に陥っている。ボールを持つ時間は長いだけに、最後の場面の質向上が重要なテーマとなる。

5位の岡山はホームに大宮を迎える。前節は熊本に敗れ、8試合ぶりの黒星を喫した。序盤の失点で流れを悪くしただけに、試合の入りがポイントとなる。一方の大宮は岩手に敗れ、3試合勝利なしとなった。相馬 直樹監督就任後に守備の安定感は生まれたものの、6試合でわずか3得点と得点力不足に苦しんでいる。この課題をいかに解消していくのか。指揮官の手腕に注目だ。

6位の町田はホームで水戸と対戦。前節は仙台に敗れ、連勝が2でストップした。今節はランコ ポポヴィッチ監督が累積警告のためベンチに入れない。指揮官不在のなかでいかなる戦いを見せるのか。前節、終盤に見せた粘り強さを今節にも持ち込みたいところだ。水戸は前節、横浜FCに敗れ、3戦勝利から遠ざかる。久しぶりにゴールを決めた木下 康介が、悪い流れを断ち切る役割を担えるか。

山口はホームに大分を迎える。前節は秋田を下し、2連勝と調子を上げている。好調を維持する池上 丈二と高木 大輔のパフォーマンスが今季初の3連勝へのカギとなりそうだ。

大分は前節千葉に勝利し、こちらも2連勝を達成している。途中出場から2点を決めた呉屋 大翔が再び大仕事をやってのけるか。

熊本はホームで徳島と対戦。前節は岡山を撃破し、6試合ぶりに勝点3を手にした。今節も素早いパスワークを軸に、相手を押し込む戦いを実現したい。徳島は金沢を下し、2連勝を達成した。今季初ゴールを決めた杉森 考起に今節も期待がかかる。

栃木はホームで東京Ｖと対戦。前節は山形に快勝を収め、6試合ぶりに白星を掴んでいる。開幕戦以来となるゴールを決めた西谷 優希が今節も結果を残せるか。東京Ｖは前節、琉球に2-1で競り勝った。好調を維持する佐藤 凌我が今節も重要な役割を担うだろう。

金沢はホームに群馬を迎える。前節は徳島に0-1で競り負けた。立ち上がりの失点で敗れただけに、試合の入りに細心の注意を払いたい。群馬は前節新潟に敗れ、3連敗。これで8試合勝利なしとなった。4試合連続でゴールのない攻撃面にテコ入れを図りたい。

岩手はホームで琉球と対戦。前節は大宮を下し、6試合負けなしとしている。安定した守備に加え、1点差をモノにする勝負強さも披露。今節も粘り強い戦いを保ち、今季初の連勝を狙う。

一方の琉球は前節東京Ｖに敗れ、5連敗となった。ナチョ フェルナンデス監督就任後も悪い流れは断ち切れていない。それでも6月に加入したばかりのケルヴィンに初ゴールが生まれたのは好材料。このアタッカーが救世主となれるか。

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