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私は小学生の時からスワローズファン。

上京しプロカメラマンとして仕事も軌道に乗り始めた矢先、私は難病で長期入院に。せっかく築き上げてきた仕事も手放さなくてはならなくなり、何も希望の持てない日々。そんな中、落ち込む私を見て妻は内緒で大ファンの宮本慎也選手に不躾ながら手紙を書いたのです。このような状況になってしまった事を手紙に綴り。

それから数か月後、妻は病室に何かを隠して持ってきました。それは「気力を持って頑張って下さい」と書かれた１枚の色紙でした。よく見ると「東京ヤクルト宮本慎也」と。そして裏には「大変でしょうが奥様も頑張って下さい」と書かれていたのです。あんなスーパースターの宮本さんが私の為に頑張れと言ってくれている。あの時の全身に力が沸き上がる感覚は今でも鮮明に覚えています。

今年もスワローズで一喜一憂出来る喜び。あの時、宮本選手から頂いた力のおかげです。

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