オリックス・増井浩俊が「12球団勝利&セーブ」へ今季初先発【6/9 パ見どころ】

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「パーソル パ・リーグTV」では6月9日、「日本生命セ・パ交流戦2022」6試合を配信予定。パ・リーグ各球団の見どころを紹介する。

オリックスは増井浩俊が「12球団勝利&セーブ」へ今季初先発。T-岡田は連日の活躍なるか

 京セラドーム大阪では18時から、オリックスと東京ヤクルトの第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】オリックス(パ・3位)対東京ヤクルト(セ・1位)1勝1敗

【オリックス】増井浩俊投手 8試合1勝1敗、防御率5.50(二軍成績)
【東京ヤクルト】石川雅規投手 6試合2勝3敗、防御率2.76

 オリックスは、増井浩俊投手が今季初先発に臨む。昨年は15試合に登板、うち13試合の先発で3勝6敗と思うような成績を残せなかったが、久々の一軍登板を勝利で飾ることができるか。また、東京ヤクルトから勝利を挙げれば12球団勝利となり、NPB史上初の「12球団勝利&セーブ」がかかる。

 打線では、T-岡田選手に注目。ここ4試合で3本の適時打を放つなど勝負強い打撃が光っており、得点圏では11打席で7打数4安打、3四球、1犠飛を記録している。この試合でも打線を引っ張る活躍を見せ、チームを勝利に導きたい。

安定した活躍を見せている宇佐見真吾は攻守で先発・根本悠楓を援護できるか

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 札幌ドームでは18時から、北海道日本ハムと横浜DeNAの第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】北海道日本ハム(パ・6位)対横浜DeNA(セ・5位)1勝1敗

【北海道日本ハム】根本悠楓投手 3試合1勝1敗、防御率2.79
【横浜DeNA】濵口遥大投手 3試合2勝1敗、防御率1.50

 北海道日本ハムは根本悠楓投手が先発予定。5月29日の巨人戦では5回を2失点にまとめ、うれしいプロ初勝利を飾った。好投を続け、先発ローテーション入りを確固たるものにしたい。

 打線の注目は、安定した活躍を見せている宇佐見真吾選手。8日の試合では第1打席でフェンス直撃の二塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。攻守ともに根本投手を援護し、チームを勝利に導きたい。

頼れる主砲・浅村栄斗の一打に期待。岸孝之は12球団勝利を目指す

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 楽天生命パーク宮城では18時から、東北楽天と広島の第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天(パ・2位)対広島(セ・3位)1勝1敗

【東北楽天】岸孝之投手 9試合4勝2敗、防御率3.09
【広島】九里亜蓮投手 10試合3勝3敗、防御率3.06

 東北楽天の先発は岸孝之投手。2日の中日戦では4回7安打1四球4奪三振3失点と、本来の調子を出せず敗戦投手に。広島戦では通算0勝8敗という成績だが、安定感抜群の投球で12球団勝利を手にできるか。

 打線では浅村栄斗選手に注目だ。5日の横浜DeNA戦で起死回生の9号2ランを放ち、逆転勝利に貢献すると、前試合でもサヨナラ打をマーク。頼もしい主砲による、値千金の一打に期待したい。

埼玉西武は隅田知一郎が2勝目を目指し先発。打線はオグレディが今カード好調

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 ベルーナドームでは18時から、埼玉西武と巨人の第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】埼玉西武(パ・4位)対巨人(セ・2位)2勝0敗

【埼玉西武】隅田知一郎投手 10試合1勝6敗、防御率2.95
【巨人】菅野智之投手 10試合6勝4敗、防御率2.77

 埼玉西武の先発は、ドラフト1位ルーキーの隅田知一郎投手。ここまで10試合に登板し防御率2.95ながらも、味方の援護に恵まれずいまだ1勝止まりとなっている。攻撃のリズムをつくるピッチングに期待したい。

 打線では、オグレディ選手が今カード6打数4安打3打点と好調。交流戦は前カード終了時点で打率.143と苦戦していたが、ここ2試合はいずれもマルチ安打を記録している。この試合でもルーキーを援護できるか。

千葉ロッテはロメロが古巣相手に登板。打線ではマーティンが復調気配

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 ZOZOマリンスタジアムでは18時から、千葉ロッテと中日の第3回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ(パ・5位)対中日(セ・4位)2勝0敗

【千葉ロッテ】ロメロ投手 9試合3勝4敗、防御率2.65
【中日】松葉貴大投手 7試合3勝1敗、防御率2.10

 3連勝中の千葉ロッテは、元中日のロメロ投手が先発マウンドへ。今季は開幕当初抜群の安定感を誇ったが、5月には4連敗を喫するなど、やや不安定な状態だ。前回登板(5月29日・阪神戦)では、6回無失点で3勝目を挙げているだけに、今試合でも好投を見せ復活をアピールしたい。

 打線では、前日3安打2打点のマーティン選手に注目。シーズン序盤は不振にあえいだが、ここ4試合で14打数7安打6打点と、ようやく本来の力を発揮しつつある。交流戦も終盤に入ったが、まだまだ打率を上げていけるか。

鷹はレイでカード勝ち越しへ。チーム打点王・柳田悠岐の試合を決める一打に期待

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 PayPayドームでは18時から、福岡ソフトバンクと阪神の第3回戦が行われる。福岡ソフトバンクが連勝でカード勝ち越しなるか。

【今季対戦成績】福岡ソフトバンク(パ・1位)対阪神(セ・6位)1勝1敗

【福岡ソフトバンク】レイ投手 9試合3勝3敗、防御率4.58
【阪神】ウィルカーソン投手 8試合4勝2敗、防御率2.72

 福岡ソフトバンクは、レイ投手が先発。前回登板の巨人戦では4回78球2失点と不完全燃焼のままマウンドを降りているが、好投して勝ち星を伸ばすことができるか。打線は20イニング連続適時打が出ておらず、2試合で1得点と元気がないだけに、粘り強い投球に期待したい。

 その打線では、柳田悠岐選手が鍵を握る。今季はここまで打率.255、7本塁打とやや物足りない成績ながら、チームトップの32打点(リーグ4位)を挙げている。前を打つことが多い牧原大成選手、周東佑京選手、今宮健太選手らが軒並み好調を維持しているだけに、柳田選手にチャンスで一打生まれるかが勝負の分かれ目となりそうだ。
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