[RUGGERSコラム] 熱戦!!リーグワン プレーオフ&入替戦 展望 パート2

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 5月も終盤を迎え、西日本は梅雨入りシーズン間近、梅雨を越えれば暑い夏が待ち構えておりワクワクが止まりませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 どうも、オニギリです。

 今回のオニギリ's eye!!は、前回執筆しましたリーグワンのプレーオフと入替戦について、観戦に行ったレポートを含め、オニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。

入替戦

 5月20日金曜日の夜にディビジョン1入替戦、NECグリーンロケッツ東葛vs 三重ホンダヒートが秩父宮ラグビー場で開催されました。この試合、オニギリ観戦してきました。
 この日は天気も良く、ビール片手にラグビー観戦ができる、まさに華の金曜日でした。
 ホンダの本社ビルが青山一丁目にあるので、ホンダの社員の方も多く、一方でNECグリロケファンも負けないくらいの応援に来ていました。
 試合はやはりディビジョン1の力と意地を見せたGR東葛が33-10で勝利しました。三重Hは、リーグ戦中心メンバーの南アフリカ代表LOモスタート選手ら数名が欠場しており、パワフルなFWが発揮されず、ペナルティを重ねてしまい、終始GR東葛ペースで続いたゲームでした。しかし、今回の入替戦はホーム&アウェイ方式なので、次戦三重Hが、4トライ以上、24点差以上で勝利すれば逆転昇格が決まります。三重Hのエキサイティングなラグビーを花園で見せるのか、GR東葛がタレント力とベテラン選手の意地で勝利するのか、とても楽しみです!

 翌21日土曜日のお昼に開催されたのは、同じくディビジョン1入替戦、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安vs三菱重工相模原ダイナボアーズの一戦です。前半は互角の戦いを見せていましたが、後半20分で連続トライした相模原DBが33-25で勝利しました。
 雨の影響もありましたが、相模原DBのFWが互角に戦えたことが勝算の一つだと思います。トップリーグ時のシャイニングアークスに所属していたFL小林選手、鶴谷選手の存在も大きかったですね。2戦目は、絶対に負けられないSA浦安、1戦目勝利で昇格チャンスを掴んだ相模原DB。意地と意地の張り合いで最後に勝利を掴むのはどちらのチームになるか、これまたとても楽しみです!!
 話は変わりますが、この試合にSA浦安で元日本代表のCTBロビンスブライス選手が出場しました。41歳という年齢はLOトンプソン選手と同い年。2戦目にも出場するのか、こちらも楽しみの一つになりますね!

 ディビジョン2入替戦は、清水建設江東ブルーシャークスが30-24でマツダスカイアクティブズ広島から勝利を収めました。ディビジョン2への昇格に王手をかけた清水建設は第2戦をホームで迎えます。広島は近場の接点で強みを発揮し、後半途中まではリードしていました。清水建設のBKと広島のFW、お互いの強みをどのように発揮されるか楽しみです!!

プレーオフ

 さてここからは、ディビジョン1プレーオフの準決勝について。
 まずは、花園で行われました東京サントリーサンゴリアスvs東芝ブレイブルーパス東京の一戦。直近の試合ではBL東京が東京SGに勝利しており、リーグ戦では1勝1敗同士。
 結果は、東京SGのダミアン・マッケンジー選手がキックで15点を上げて、30-24で勝利しました。前半は17-17と互角の戦い。オニギリ的には前半最後の東京SGのトライとゴールが大きなポイントだったかと思います。またBL東京のゴール前DFは迫力がありました。2人で押し返すタックル、特にリーチ選手の迫力は素晴らしかったですね。最後、ラインアウト5本連続ミスが続いたことがスコアに響きましたが、今季BL東京のチーム力は新しい風と伝統がうまく交わったイメージでした。次戦の3位決定戦に期待ですね。

 続いてもう1戦、埼玉パナソニックワイルドナイツvsクボタスピアーズ船橋・東京ベイは、前半から堅いDFによりターンオーバーし、得点を重ねた埼玉WKが24-10で勝利しました。
 実質無敗の埼玉WKのDF力は、強力FW率いるS東京ベイでも崩すことができませんでした。日本代表のラピース選手はじめ、縦に強い選手が多数揃っていましたが、後半最後にトライを取られた以外は、ビックゲインを作ることが出来ませんでした。S東京ベイも前半始めのスクラムでペナルティを獲得した時に、今日のS東京ベイは何か違うと感じましたが、埼玉WKの修正力が発揮され、後半には堀江選手が登場し、最後まで締まったいい試合を見ることができました。
 この試合、オニギリは現地で観戦していましたが、久しぶりに秩父宮に15000人の観客が入りました。暑い日差しの中、ビール片手に楽しんで試合観戦させていただきました。

 さて、決勝は東京SGと埼玉WKのカードとなりました。昨年のトップリーグ最後の試合と同じカードとなりましたが、リベンジを狙う東京SGとトップリーグ最後の王者埼玉WK。リーグ戦では、埼玉WKが勝利していますが、リーグ戦1位は東京SG。コロナの影響を受けた埼玉WKですが、チーム力は健在です。
 オニギリ的注目選手は、東京SGのテビタ・タタフ選手、埼玉WKはディラン・ライリー選手です。2名とも違うポジションではありますが、今季のチームの象徴と感じる2選手です。
 テビタ選手は、東京SGのアタッキングラグビーに欠かせないゲインライン突破を毎回のようにしており、どれだけテビタ選手がボールを持って走れるのか注目です。ライリー選手はアタックのイメージがありますが、今季はDFで陰ながら活躍している選手です。アタックとディフェンスと、お互いの持ち味が逆のチームが、どれだけ強みを発揮できるのか…
 5月29日日曜日、国立競技場にてリーグワン初代チャンピオンが決まる世紀の一戦、とんでもなく楽しみです!!
 
 
 以上がリーグワンのプレーオフと入替戦のオニギリ's eye!!パート2となります。

 東京SGの中村選手が「国立競技場を満員に」と言っていました。
 今季初の国立競技場。観客がどれだけ集まるのかも楽しみですね。オニギリももちろん…

 今週もワクワクが止まりまっせん!!
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著者プロフィール

「RUGGERS(ラガーズ)」は、日本ラグビーフットボール選手会が運営主体を務め、ファンと選手がつながる新しいラグビーアプリ(メディア)です。トップリーグ選手の投稿や、ラグビー関連の記事をまとめています。オリジナルコラムや動画も配信しています。アプリもぜひご覧ください。

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