早大ラグビー部 今季初白星! 62ー14で大東大に快勝!!

チーム・協会

【早稲田スポーツ新聞会】

関東大学春季大会 5月22日 対大東大 早大上井草グラウンド
【早稲田スポーツ新聞会】記事 谷口花、写真 冷水睦実

 多くのファンが駆け寄った東京・早大上井草グラウンド。関東大学春季大会(春季大会)後半戦に突入した早大は、第3節となる大東大戦に臨んだ。前半、早々にNO・8相良昌彦主将(社4=東京・早実)が先制トライを挙げ、早大リードの時間帯が続く。後半序盤には立て続けにトライを重ねたが、その後20分ものせめぎ合いの展開に。しかし、早大は粘りの防御力を光らせ数々のピンチを打開し、大東大に得点を許さなかった。最終スコアは62ー14の快勝。春季大会初白星を収めた。

  開始早々、先制点を奪ったのは早大だった。前半3分、敵陣深くのマイボールスクラムから素早く右へ展開。FB小泉怜史(文構4=東京・早実)が相手FWの隙間を抜け、最後はサポートに入った相良主将が左隅へ先制トライを挙げる。続く6分にも小泉が相手を寄せ付けない快走を見せ、ゴールポスト下へ飛び込んだ。10分には、自陣右深くに大東大の侵攻を許しインゴールを明け渡したものの、14分、敵陣右深くでFWを中心にフェーズを重ね、左大外を走っていたWTB久富連太郎(政経3=島根・石見智翠館)がそのままインゴールを駆け抜けトライ。その後SO伊藤大祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が難しい角度からコンバージョンを成功させ、スコアを17ー7とした。29分、ラインアウトから右、左、右へと攻撃のポイントを形成し、連続攻撃ののちに相手の防御を振り切る活躍を見せたWTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)が連続で2トライを挙げた。前半終盤は敵陣でのチャンスをつかむものの、得点に結びつかない展開も時折見られた。しかし42分、左右に大きく球を動かす猛攻撃の流れを久富が左隅にフィニッシュさせ、20点リードの34ー14で試合を折り返した。

突破を図ろうとするロック前田 【早稲田スポーツ新聞会】

  後半も最初にスコアボードを動かしたのは早大。2分、自陣ゴールライン直前のラックからロック前田知暉(スポ4=東海大大阪仰星)が大きく敵陣にゲイン、その後サポートに入ったSH宮尾昌典(スポ2=京都成章)が早々と得点を決めた。直後の5分にもラインアウトから右サイドに大きく展開し、フッカー佐藤健次(神奈川・桐蔭学園)が大きく前進を見せたのちにラストパスを受けたCTB吉村紘(スポ4=東福岡)が俊敏な動きでスペースを見極め、左中間へトライ。それ以降は、しばらく自陣でのプレーが増えたものの、粘り強く防御を固め、ゴールラインに寄せ付けない早大のディフェンス力が光った。一方、敵陣深くにも攻め入る時間帯が続いたが、なかなか突破できず20分もの時間が経過。そんな苦境を打ち破ったのが、31分吉村のトライだった。インゴール直前のマイボールラインアウトでオーバーしてしまった球に反応した吉村がそのままトライに結んだ。終盤には、自陣深くからオフロードパスをつなぎ、WTB今駒有喜(文4=東京・早実)がハーフウェーライン付近から独走、最後はその側を走りこんだCTB野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)がインゴールへ向かい、初トライを記録。その後もしぶとく相手の攻撃を阻み、後半は大東大を無失点に抑えた。早大は攻守両面で凌駕(りょうが)し、終わってみれば62ー14の大差勝ちだった。早大は、今季初白星を飾った。

相手を振り切るWTB今駒 【早稲田スポーツ新聞会】

 「スクラムでは優位に立っていた」と大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)が語るように、今試合では春季大会序盤戦で浮き彫りとなったセットプレーの課題を見事に修正してみせた。ラインアウトの成功率も非常に高く、セットプレーを起点としたプレーも含め、随所で連携を見せた早大は10トライを記録。一方、後半戦では、あと一歩でトライに結びきれなかった部分も多く見られた。フィニッシュの精度に改善を示し、次戦は確実につなげていきたいところだ。続くは来週末の早慶戦。その後は、昨年の全国大学選手権王者・帝京大との一戦を控えている。両校は早大にとって、今までの成果を見せるには十分な相手だ。この勢いのまま勝利を飾り、オフシーズンの練習を結果で証明したい。今日の勝利を機に、更なる成長を遂げられるか。

コメント

大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)

――今日の試合を振り返ってください

 春から重点的に取り組んでいるセットプレー、特にスクラムのところでかなり優位に立っていましたし、過去二戦で課題としてあったラインコントロールが改善されていたのでいい収穫、いいゲームだったと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 一人一人のコンタクトの精度と二人目、三人目の精度も上げていきたいと思います。


NO・8相良昌彦主将(社4=東京・早実)

――今日の試合のテーマを教えてください

  『ゲインラインバトル」です。相手はフィジカルが強めのチームなので、攻守でゲインのバトルで勝とうというテーマでした。

――テーマは達成できましたか

 アタックのところではいいシーンはあったのですが、1本取りきれなかったシーンもあったので、そこは工夫が必要かなと思います。また、ディフェンスラインがばらばらになってしまうシーンやセットのところで良くないシーンが多かったので、ディフェンス面でのゲインラインバトルは負けていたかなと思います。

――ご自身の先制トライを振り返って

 走ればトライという感じだったので。公式戦2連敗していてまだ1勝もしていなかったので、今日はとにかく勝とうという気持ちで試合に臨んだので、そう言っている中でトライできたことは良かったと思います。

――フィジカルが強いとおっしゃっていましたが、実際に戦った相手チームの印象は

 フィジカルも強かったですし、高身長な外国人選手がいたのでダブルタックル入っても上でつながれるようなシーンが多かったので、そのようなところの対策をしていかないと色々なチームに対応できないと思うのでまだまだ練習が必要だなと思います。

――次戦への意気込みをお願いします

 相手が慶大だということを意識しすぎずに今までやってきたアタックとかディフェンスとかをしっかり準備して、その結果勝てたらいいなと思います。


CTB吉村紘副将(スポ4=東福岡)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 東海大戦、明大戦での課題として外側のスペースを使えていないことがあったので、そこを求めて起用されたと思います。スペースを使ってうまく攻撃できたらと思いましたが、実際にできたのでよかったと思います。

――12番(CTB)での出場となりましたが、SOとCTBとの違いはどこでしょうか

 普段からやることは変わらないと思います。スペースを探して、スペースにボールを運ぶことを意識していました。コンタクトシチュエーションが増えることに関しては、いつも以上に準備してきました。

――今日の課題と収穫を教えてください

 前半の序盤でチームで軽いプレーをしてしまい、ゲームが落ち着かないことがあったので、自分たちがかっちりとした固いプレーをして、自分たちのペースで運べる時間が増えるように取り組まなければならないと思いました。

――次戦の意気込みをお願いします

 次は慶應なので、まずは勝敗にこだわり、今日出た課題を克服したチームをお見せできたらと思います。


ロック前田知暉(社4=東海大大阪仰星)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 FWではスクラムが昨年の課題の一つでしたが、この春で成長していると感じました。あとはモールでトライを取れたら春の良い収穫だと思うので、そこは今後の試合に向けて練習を積み上げていきたいと思います。

――後半でせめぎ合いが続きましたが、振り返ってください

 後半は暑くて足が止まりそうになる部分もありましたが、練習からキツイ練習を乗り越えてきたので、後半は無失点で乗り越えられたのは大きな成長だと思います。

――ラインアウトでは安定が見られましたが、いかがですか

 明大戦から東海大戦で課題が見えましたが、そこをしっかりと修正できたので、今後につなげていきたいです。

――個人として意識した部分を教えてください

 アタックで勢いづかせるというところを意識していましたが、少しはチームを勢いづけられたかなと思います。

――次戦の意気込みをお願いします

 慶大戦でも負けてはならないと思うので、有観客で試合ができることに感謝しながら、しっかり練習を積み重ねて勝ちたいと思います。
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著者プロフィール

早稲田大学競技スポーツセンター

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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