ジョルジョとパウロを見送るホーム最終戦はドロー

ユヴェントスFC
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【@JuventusFC】

ジョルジョ・キエッリーニとパウロ・ディバラをがアリアンツ・スタジアムに別れを告げた2021-22シーズンのホーム最終戦は、土壇場でラツィオに追いつかれ2-2の引き分けに終わった。

ジョルジョとパウロが先発

この日がアリアンツ・スタジアムで最後のプレーとなったジョルジョ・キエッリーニはキャプテンマークを腕に、長年の戦友であるレオナルド・ボヌッチとともに最終ラインを形成した。また副キャプテンのパウロ・ディバラもドゥシャン・ヴラホヴィッチ、アルバロ・モラタとともに先発起用された。ユーヴェは幸先の良いスタートを切り、キックオフから10分後にリードを奪う。左サイドのモラタからのクロスをファーサイドにフリーで走り込んだヴラホヴィッチが豪快なダイビングヘッドで叩き込み、先制点をもたらした。

17分でキエッリーニに別れ

17分にアリアンツ・スタジアムでの最後のプレーとなったキエッリーニのデ・リフトとの交代が告げられると、ピッチ上の仲間たちがキャプテンを祝福しスタンドからはスタンディングオベーションが送られた。

モラタが追加点

30分にはラツィオが攻撃を仕掛けペナルティエリアに侵入、左サイドからの折り返しがゴール前に流れるがペリンが体を張ったセーブでボールを抑えた。その6分後、モラタが目の覚めるような強烈なシュートを突き刺し、ユーヴェは前半の内にリードを2点に広げることに成功した。


ラツィオが土壇場で追いつく

後半はヨーロッパリーグ出場権獲得を目指すラツィオが反撃に出る。51分にコーナーキックからパトリックが競り勝ち、アレックス・サンドロのオウンゴールを誘発して1点差に迫る。さらにペドロとマッティア・ザカーニが同点ゴールを狙い、フランチェスコ・アチェルビのフリーキックはペリンがセーブした。77分には白黒のストライプに7年間袖を通したパウロ・ディバラがアリアンツ・スタジアムに分けれを告げた。そのまま勝利を手にしたかったユーヴェだが、後半アディショナルタイムに鋭いミドルシュートをペリンが弾いたところをミリンコヴィッチ=サヴィッチに詰められ、ラツィオに同点ゴールを許した。

お別れ

最高の結果は得られなかったが、試合後にはスタジアム全体がジョルジョ・キエッリーニとパウロ・ディバラとの別れを惜しんだ。キエッリーニは17年間、ディバラは7年間、ユヴェントスで栄光と挫折をともに戦い抜いてきた。偉大な功労者たちは最大限の敬意を払うファンとチームメートに見送られ、アリアンツ・スタジアムを後にした。

ユヴェントス 2-2 ラツィオ

得点: 10' ヴラホヴィッチ (J)、36' モラタ (J), 51' アレックス・サンドロ (OG)、90'+6 ミリンコヴィッチ=サヴィッチ (L)

ユヴェントス
ペリン;クアドラード、ボヌッチ、キエッリーニ (18' デ・リフト)、アレックス・サンドロ;ミレッティ、ロカテッリ (62' アケ);ベルナルデスキ、ディバラ (78' パルンボ)、モラタ (62' ペッレグリーニ);ヴラホヴィッチ (62' キーン)
サブ: シュチェスニー、ピンソーリョ、ルガーニ、ラビオ.
監督: アッレグリ

ラツィオ
ストラコシャ;ラッツァーリ (84' ラドゥ)、パトリック、アチェルビ、マルシッチ;ミリンコヴィッチ=サヴィッチ、ルイス・アルベルト (76' バシッチ)、フェリペ・アンデルソン;カタルディ (77' ルーカス・レイヴァ)、カブラル (52' ペドロ)、ザッカーニ
監督: サッリ
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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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