【ガンバ大阪】連戦の最後は勝利で締めくくる。ゴールへの渇望を全員で体現した先に神戸戦での勝点3が待つ
【©GAMBA OSAKA】
リーグ戦で5試合勝利から遠ざかるガンバの課題ははっきりしている。札幌戦後、片野坂監督は「我々のシュートというのは、なかなか枠に飛んでいない」と悔しげに振り返ったが、勝ちきれない試合の連続には選手たちも悔しさを隠さない。「なかなか勝ててないのでサポーターの皆さんに申し訳ない気持ちもたくさんあるので、勝って皆で喜び合いたい」(福田)。
【©GAMBA OSAKA】
Jリーグに簡単な試合は一試合も存在しないのは言うまでもないが、とりわけ難しいのが下位チームとの対戦だ。
札幌戦では試合の終盤に選手交代などでギアを上げ、決定機も作り出したガンバだが、公式戦4試合ゴールから遠ざかる今の課題は、やはり前半の戦いぶり。対戦相手の布陣やスタイルに応じた選手の立ち位置に間違いはないが「ボールを持たされているのか、ゴールに向かう姿勢があるのかでボール保持の意味合いも違ってくる」と片野坂監督は言う。
【©GAMBA OSAKA】
札幌戦では中盤の底で攻撃への一歩目としての動きも意識した奥野も言う。「前半は慎重になりすぎている。後半から終盤にかけて、ゴールを取りに行かないといけないという意識を全員が持つとチャンスは増えている。そういう意識を90分持てればいい」。
リーグ戦では複数得点者がいない神戸ではあるが、侮れない選手が揃っているのも確か。ただ、リスク管理ともに攻め切る大胆さは勝点3に向けて不可欠だ。
【©GAMBA OSAKA】
ゴールに飢える思いは選手、サポーターも同じ。ホームで今度こそ、負の流れを断ち切ってみせる。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ