【A東京vs宇都宮】ともに残された順位浮上の可能性…“必須条件”を満たすのはどちらのチームか

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■アルバルク東京vs 宇都宮ブレックス(@アリーナ立川立飛)

第1試合:5月7日16時5分 第2試合:5月8日15時5分

 東地区優勝の望みをかけて第35節の川崎ブレイブサンダース戦に臨んだアルバルク東京だったが、ライアン・ロシターとアレックス・カークの不在は大きく、第1戦はインサイドで力負けして76ー68で敗戦。続く第2戦に至っては立ち上がりに全くシュートが入らず、約9分間で0ー29のランを許すまさかの展開となり、第3クォーターにも27失点で突き放されて85ー53という予想外の大敗を喫した。川崎に地区2位の座を明け渡したが、他力本願ながら地区優勝の可能性はまだあり、この最終節に連勝することが大前提となる。

 ただ、対する宇都宮ブレックスも相当な覚悟を持って最終節に臨む。第35節は地区首位の千葉ジェッツに対し、第1戦は前半にディフェンスが機能して試合を優位に進めながら、残り10秒に逆転を許す痛恨の黒星。同様にディフェンシブな展開となった第2戦は残り49秒に勝ち越してリベンジし、地区優勝の可能性は消滅したものの、チャンピオンシップのホーム開催権が与えられる地区2位の可能性は残した。こちらもやはり、今節の連勝が必須条件だ。

 今シーズン2度の対戦はいずれも宇都宮が60点台に抑えられ、A東京に軍配が上がっている。第14節の対戦ではわずか1本、第29節も4本しか3ポイントシュートを決められなかった宇都宮は、直近の第35節も成功率が今一つ。翌週に控えるCSを見据えた上でも改善は不可欠であり、日本人選手がオープンで打てるオフェンスを組み立てたい。

文=吉川哲彦

■ロスター

・A東京(HC:ルカ・パヴィチェヴィッチ)
小島元基
ジョーダン・テイラー
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
菊地祥平
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・宇都宮(HC:安齋竜三)
田臥勇太
比江島慎
テーブス海
遠藤祐亮
竹内公輔
荒谷裕秀
渡邉裕規
鵤誠司
チェイス・フィーラー
喜多川修平
ジョシュ・スコット
アイザック・フォトゥ
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