セレッソ大阪【J1リーグ第10節 C大阪 vs 鹿島】シュート数、ボール支配率で上回るも決定打を欠き、敗戦。上位追撃の勝利はならず

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【CEREZO OSAKA】

4月を締め括る戦いであると同時に、リーグ戦3連戦の初戦ともなった明治安田生命J1リーグ第10節・鹿島アントラーズ戦。セレッソ大阪は、前節から先発を2人変更。ケガから復帰後、清武弘嗣がリーグ戦では初先発を果たし、山中亮輔も2試合ぶりに先発。必勝態勢で2位・鹿島との大一番に臨んだ。

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3分、最初にチャンスを掴んだのはセレッソ。GKキム ジンヒョンのパスを加藤陸次樹が収め、清武のパスに山田寛人が抜け出す。ただし、中へ折り返したボールが加藤に合う前で相手にクリアされた。ここを逃すと、直後に失点。相手のゴールキックに対し、競り合いのこぼれ球を拾われシュートされ、キム ジンヒョンがはじいたところを鈴木優磨に押し込まれた。それでもセレッソも果敢に仕掛けてチャンスを作る。8分、山田が左サイドの深い位置で起点を作り、中原輝を経由して原川力がミドルシュート。11分には、右サイドで中原が山田とのワンツーで中へカットイン。シュートを放つ。いずれもGKに防がれたが、今節のテーマであった積極性を随所に発揮する。ただし、14分に再び失点。自陣からのパスを相手にカットされると、右サイドで起点を作られ、鈴木のクロスに逆サイドから飛び込んだ松村優太に決められた。

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早々の2失点で難しい展開になったが、下を向くことなく反撃。18分には松田陸のクロスにニアへ加藤、ファーへ山田が飛び込み、あと一歩のシーンを作ると、20分、山中のクロスに加藤がうまく合わせたが、シュートはわずかに枠の外へ飛んだ。2点を追いかける後半、小菊昭雄監督は開始から清武に代えてジェアン パトリッキを投入。すると、開始早々、ジェアン パトリッキがスピードを生かして縦へ突破。相手ゴールを脅かす。53分には、直前に交代で入った毎熊晟矢がFKのこぼれ球に反応してシュート。惜しくもポストを叩いた。61分には、山田が起点を作り、原川が左サイドへ展開。山中が切り返して右足でパスを送ったが、わずかに中と合わず、ゴールならず。

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後半は前半以上にセレッソが攻勢を強めると、交代で入ったブルーノ メンデスやアダム タガートもキレのある動きでゴールに迫ったが、鹿島のディフェンスを破ることはできない。すると、後半アディショナルタイム、途中出場のアルトゥール カイキに決められ、3失点目。鹿島に効率良く得点を重ねられ、終わってみれば0-3と大差が付く結果で敗戦を喫した。上位との差を縮める勝点3を奪うことはできなかったが、相手を押し込んだ攻撃は今後につながる。中3日で迎えるアウェイでのサガン鳥栖戦へ。しっかりとリカバリーをして、得点を、勝点3を奪う準備をしていきたい。
(文=小田尚史)
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