野球殿堂博物館で特集展示「東京時代のファイターズ」開催中

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【撮影:丹羽海凪】

 後楽園スタヂアムから、東京ドームへ。東京には、日本ハムファイターズの30年間が刻み込まれている。

 4月5日(火)から5月8日(日)の期間中、野球殿堂博物館 イベントホールにて、「北海道日本ハムファイターズ特集展示 東京時代のファイターズ」が開催されている。1974年から2003年までの「日本ハムファイターズ」の歴史を振り返る特集展示だ。

小笠原道大氏 着用ユニフォームなど 【撮影:丹羽海凪】

江夏豊氏の通算100セーブ達成記念ボールなどの展示品 【撮影:丹羽海凪】

 会場では、「ミスター・ファイターズ」こと田中幸雄氏の使用バットや、江夏豊氏がプロ野球史上初となる通算100セーブを達成した際の記念ボール、試合の告知ポスターなどの貴重な資料が飾られている。中には、野球殿堂博物館の維持会員から寄贈された一点ものも。

 さらに同室では、1981年に開催された、日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツによる日本シリーズが上映。当時の映像や実況のアナウンスは、味わい深い印象だ。

田中幸雄氏の着用ユニフォームと記念撮影 【撮影:丹羽海凪】

 4月27日(水)、北海道日本ハム対オリックスの試合開始前には、マスコットのフレップも同展の見学に。学芸員の方の説明に耳を傾けたり、後楽園スタヂアムの選手用ロッカーに腰かけてみたりと、興味津々な様子。歴代のユニフォームの中でも、1993年から2003年にかけて着用されたデザインが一番のお気に入りだという。

初代オーナー・大社義規氏にご挨拶 【撮影:丹羽海凪】

 イベントホールを観覧した後、「野球殿堂」のルームにも足を運んだフレップ。日本ハムファイターズの初代オーナーである大社義規氏や、張本勲氏のレリーフに深々とお辞儀をし、記念撮影を行った。

 野球殿堂博物館では同展の他、6月8日(水)まで野球伝来150年記念展「第2期 1946-1988 国民的スポーツへ」を開催中。ゴールデンウィークのお出かけに、北海道日本ハムファンはもちろんのこと、野球ファンにとって見応えのある展示を観覧いただきたい。

「北海道日本ハムファイターズ特集展示 東京時代のファイターズ」 概要

・期間:2022年4月5日(火)〜5月8日(日)
・場所:野球殿堂博物館 イベントホール
・開館時間:1. 平日 13:00〜17:00、2. 土日祝 10:00〜17:00
・休館日:月曜日
・展示品:1974年〜2003年に、日本ハムファイターズに在籍した中心選手らの用具 等
・公式HP:https://baseball-museum.or.jp/

文・高橋優奈
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