【ガンバ大阪】勝点3だけが生き残りへの唯一の道。敵地でガンバがリベンジへ

ガンバ大阪
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【©GAMBA OSAKA】

ルヴァンカップのグループステージで再び行われる今回の大阪ダービーは、とりわけ勝利だけが求められる一戦になる。
「ホームでやられているのでその借りを返したいし、何より勝つしか上に行けないのでチーム一丸となって勝ちたい」と力を込めるのは、過去のダービーにおけるガンバの足取りを知り尽くす藤春である。
「ルヴァンカップの残り3試合で3連勝しないと突破は難しい」と片野坂監督が語った通り、前節の大分戦はターンオーバーで挑みながらも2-0で快勝。今大会初勝利を手にしたガンバだが、依然グループAでは崖っぷちの状態に立たされていることに変わりはない。
ダービーで勝てば、最終節の鹿島との直接対決に可能性を残せるガンバだが、引き分け以下に終わった場合、他会場の結果次第ではグループステージ敗退が決まることになる。

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「ホームでは悔しい敗戦をしていること。そして突破するためには負けられないし、勝てれば突破の可能性を大きくできる。ダービーを勝ってまたリーグ戦につなげていきたい」(片野坂監督)。
シーズン序盤の大一番は、ルヴァンカップの生き残りを賭けた一戦であるだけでなく、リーグ戦の巻き返しに向けても弾みをつける場となるのは言うまでもない。
相手を圧倒するに越したことはないが、ダービーで何より必要なのは試合終了時のホイッスルを聞いた時に最低でも1点以上、相手を上回ること。ゴールが不可欠なガンバだが、敵地で堅守をこじ開けるミッションが待っている。
「小菊監督が新たな4-4-2の作り方をし、守備も継続して隙をつくらない」と片野坂監督も認めるように、自陣にブロックを形成し手堅く守ってくる相手に対してホームでは2点を奪っているガンバだが、当時不在だったマテイ ヨニッチが新たに加わった相手も守備をより強固なものにしている。

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昨年9月のルヴァンカップ準々決勝 第一戦では敵地で鮮烈な決勝ゴールを叩き出した山見も、この一戦の重みは自覚済み。「自分は前を向いて仕掛けてゴールに向かうプレーが一番の特徴。それを今季あまり出せていないのでそんなプレーを出したい」(山見)。
対戦相手に応じて狙いのある立ち位置を取って崩すのは今季のガンバのスタイルでもあるが、やはりゴール前で問われるのは個の力。スピードスターの山見やパトリックの強さはもちろんだが、セットプレーを含めた全ての力で、ゴールを奪うのみである。

そしてダービーの勝利に不可欠なのは攻守両面の一体感。「相手は引き分けを狙いに来るわけではないし攻めてくる」と齊藤が話すように、リスクマネジメントも不可欠になる。相手はリーグ戦の得点数で3位。リーグ戦3得点の山田や3アシストで攻撃の起点になる原川ら警戒すべき選手がおり、とりわけ注意が必要だ。初のダービーに向けて燃える齊藤も攻守両面でその輝きを見せてくれるはずだ。
「ルヴァンカップ開幕戦のダービーで負けているので2連敗は許されない。しっかりと勝ちたい」(山見)。敵地でガンバのプライドを示す時が来た。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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