今シーズン初の花園開催。大阪のファンの前で終盤戦の戦いに弾みをつける勝利を。

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

現在、4勝6敗勝ち点21で7位につけるコベルコ神戸スティーラーズは、3月27日(日)、東大阪市花園ラグビー場にて勝ち点4差で6位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)と対戦する。前節の静岡ブルーレヴズはコロナの影響により中止になったが、チーム内で実践形式の練習を積み、万全の準備で試合に臨む。ここできっちり勝利し、バイウィークを挟んで行われるカンファレンスAとの二度目の対戦に向けて弾みをつけたいところ。今節では、3月10日に合流した南アフリカ代表のCTBルカニョ・アム選手がスタメン出場する。日本でどのようなプレーを見せてくれるのか、楽しみな一戦でもある。注目のアム選手をはじめ、試合に出場する選手たちのコメントを紹介する。
(※選手写真は、撮影時のみマスクを外しています)
LO小瀧尚弘選手
古巣との対戦にワクワクしています。間違いなく僕を育ててくれたチームですので、神戸で成長した姿を見せることが恩返しだと思っています。接点の強さだけでなく、パスなどの技術面、1つ1つのプレーのクオリティの高さを見せたいと気合いが入っています。特に、この試合はベスト4に入るためにも負けられない一戦です。試合に勝ってチームが波の乗れるようにしたい。BL東京のキーマンをしっかり止めて流れを渡さないようにしたいと思います!

「セットプレー、ブレイクダウンで体を張るのが僕の仕事です!」と言い切る。第4節からスタメンで出場し、試合を重ねるごとに自信を深めているという小瀧選手がチームを勝利に導く! 【コベルコ神戸スティーラーズ】

NO.8ブロディ・マクカラン選手
弟(CTBニコラス・マクカラン選手)のいるチームと初めての対戦です。僕も弟も試合を楽しみにしていますし、この一戦はニュージーランドでも放送されるので、家族も応援してくれています。BL東京は、今シーズン、良い試合をしていて、成績も6位と神戸より1つ上の順位につけています。この試合に勝たないと、神戸はプレーオフトーナメント進出が厳しくなる。ビッグゲームに向けて、チームはひとつにまとまっています。FWとしては、フィジカルの強いBL東京を圧倒したい。特に相手のFW第3列は、3人ともキャップホルダーです。ハイレベルなバトルになると思いますが、僕たちは若さで勢いのあるプレーをして、チームを乗らせていきたい。ニュージーランドで試合を見ている家族のためにも熱いゲームをして、最終的に神戸が勝利したいと思います!

「試合に勝つためにも、まずFWがフィジカルバトルを制することが大事です。体を張ったプレーを見せます!」と意気込むマクカラン選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

CTBルカニョ・アム選手
前節が中止になったことで1週間の時間ができ、チームのシステムをしっかり理解することができました。自分のやるべきことが明確になり、より自信を持って試合に臨むことができます。センターコンビを組むバッキー(バックマン選手)は経験豊富で、隣でプレーしていて頼もしく感じる選手です。チームはこれまで取るべきところでミスが出て得点できず、ディフェンスでも集中が切れる時間があり、勝ち切ることができなかったように思います。仕留めるべきところでトライを取り、守りでも全員が役割を遂行すれば、このチームは負けることはない。私の仕事はシステムの中でアタック、ディフェンスともに役割全うし、チームにエナジーを与えることです。まずは今節、チームの勝利に貢献できるように頑張ります!

ついに日本デビューを果たすアム選手。チーム練習でも攻守で再三好プレーを見せていた。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL橋本皓選手
この試合は、上位4チームに入るために重要な一戦です。順位が1つ上のBL東京に対して、チャレンジャーとして挑もうと話をしています。BL東京は手強いチームで、今シーズン、これまでオフロードパスの回数がリーグ1位です。フィジカルバトルで後手を踏んでしまうと、相手に好きなようにやられてしまう。しっかり止めて、勢いに乗らせないようにしたいと思います。個人的には先発でもリザーブでも試合に出たら、タックルでインパクトを残したい。チームにエネルギーを与えられるように頑張ります!

第7節ブラックラムズ東京戦で、試合終了間際に鋭いタックルからボールを奪い、ダメ押しのトライを演出した橋本皓選手。今節も期待がかかる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント