好調ドルトムントと1-1のドロー(ブンデスリーガ第27節)【1.FCケルン】

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

アンデションのゴールで追いついたケルンがドルトムントとドロー

 ブンデスリーガの第27節でホームでブンデスリーガ2位にいるドルトムントを迎えたケルン。この日からスタジアムの収容制限が解除され、久しぶりの5万人の満員の観衆をラインエネルギーシュタディオンに迎えた中で行われた試合となった。

 開始早々の8分、ドルトムントにいきなり先制を許す展開に。マリウス・ヴォルフがジュード・ベリンガムの斜めのパスを見事なワンタッチトラップから、マーヴィン・シュベーベをかわして先制ゴールを奪われてしまう。

 ケルンはエリス・スキリ、フロリアン・カインツ、デヤン・リュビチッチ、キャプテンのヨナス・ヘクターら主力選手を欠き、試合開始早々にもベンノ・シュミッツが負傷退場し、バウムガルト監督にとっては頭を抱える出だしとなってしまった。

 しかし、それでもケルンの選手たちはこの事態に動じず、同点ゴールを奪うべく反撃を試みた。何度もチャンスを作ると、36分にクロスボールをアントニー・モデストがフリックしてそらしたボールをポスト後方で待ち構えていたセバスチャン・アンデションが押し込んで同点に追いつくことに成功した。

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 後半、ケルンはホームの大歓声を背に勇敢に立ち向かい、最後まで相手ゴールを脅かし続けたがゴールを奪うことはできず試合は引き分けに終わった。しかしキーパーのシュベーべを中心にドルトムントに追加点を許さなかった守備は賞賛されるべきである。ケルンはヨーロッパリーグ出場圏内を狙うために必要なホームでの貴重な勝ち点1をもぎ取った。

ゴール
0-1 ドルトムント:ヴォルフ(8分)
1-1 FCケルン :アンデション(36分)
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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