セレッソ大阪【ルヴァンカップ第2節 鹿島vs.C大阪】北野颯太のプロ初ゴールが決勝点に。敵地で鹿島に勝利し、ルヴァンカップは開幕連勝!
【CEREZO OSAKA】
開始1分、北野颯太に早速チャンスが訪れると、6分にも背後へ抜け出した北野がGKとの1対1を迎えたが、シュートは防がれた。スコアこそ動かすことはできなかったが、セレッソが良い形で試合に入ると、12分、先制に成功する。山中亮輔のクロスに北野が相手DFを背負いながら巧みにボールを収めると、反転して振り向きざまにシュート。
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グループステージ第1節のガンバ大阪戦と同様、この試合でも上門知樹と北野で組む2トップが相手CBに積極的にプレスをかけると、奪ったボールは丁寧につなぎつつ、シンプルにスペースを狙って好機を作る。31分には、北野のパスから右サイドの裏を取った上門が持ち込み角度のないところからシュート。鋭い軌道がゴールを襲ったが、ここは惜しくもクロスバーを直撃した。
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後半は鹿島の圧力が強まり、守勢に回る展開となったセレッソだが、セットプレーやサイドからのクロスに対して中でDF陣がしっかりと体を張り、鹿島に得点を許さない。特に奮闘が目立ったのが、この試合でキャプテンマークを巻いた西尾。また、ガンバ戦に続きCBに入った舩木翔も相手の強力な攻撃陣に対して怯むことなく対応。
キック精度の高さを生かして前線に好パスも打ち込むなど、進境地開拓へ、自身のポテンシャルを存分に発揮した。なかなかボールをつなげず自分たちの時間を作ることに苦労した後半だが、ピッチ内の選手たちに焦りの色はなく、意思統一された試合運びを披露。
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(文=小田尚史)
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