前田 大然のゴールもあり スコティッシュ杯準々決勝に進出|セルティックFC

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【©CelticFC】

スケールズの弾丸ミドルなどでレイスに4-0の快勝!

 セルティックはスコッティッシュカップの5回戦でレイス・ローヴァースをホームに迎えて準々決勝に進む権利を争った。

 チームはホームでのアドバンテージを存分に活かし、試合の主導権を序盤から掌握する。ジョンストンが旗手との見事なワンツーからシュートまで持っていったり、ビットンが自らドリブルで持ち込んで惜しいシュートを放ったりするなど、ところどころに良い攻撃の兆しを見ることができた。

 すると23分、右サイドからトム・ロギッチを経由して入ってきたボールを、スケールスが20ヤードほど離れたところで巧みなタッチでシュートを放ち、これがゴールネットに突き刺さりセルティックが先制に成功する。

 その後もセルティックがボールを支配するが、なかなか決定機は作り出せず前半は1点リードで折り返す。後半に入り、55分に負傷したジョンストンに代わってジョタが入ると、セルティックの攻撃の歯車が一気に回り出した。

ゴールを決めた前田 大然のアンパンマンパフォーマンス 【©CelticFC】

 67分に旗手からの見事な縦のスルーパスを受け取ったジョタが、相手を置き去りにしてドリブルから中央のギアクマキスにパスを送ると、ギアクマキスがこれを冷静にゴールに流し込み待望の追加点を手にする。

 その直後に交代でジャパニーズボーイズの前田と井手口が投入されると、前田が投入わずか3分で大きな結果を残す。アバダのコーナーキックをアンソニー・ラルストンが頭で合わせ、中で待っていた前田がそれをまた頭で合わせて3点目をもたらした。

 これでほぼ勝負ありとなったが、終了間際にも相手ディフェンダーがボックス内でハンドをして得たペナルティをビットンが決めて点差を4点にまで広げた。

 試合はこのまま終了し、大きな番狂わせなくセルティックがスコティッシュカップ準々決勝に駒を進めた。

2022年 2月13日(日)

せルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 4-0 レイス・ローヴァース

(スケールス23, ギアクマキス 68, 前田 71, ビットン89)

スコティッシュカップ5回戦
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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