アストン・ヴィラ|リーズユナイテッドに3-3の引き分け (プレミアリーグ第24節)

アストン・ヴィラFC
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【©︎AstonVillaFC】

コウチーニョが1ゴール2アシストの大活躍もリーズに追いつかれ3-3で引き分ける

 プレミアリーグ第24節、スティーブン・ジェラードは、1月下旬に行われたエヴァートン戦で勝利した時と同じメンバーでホームにリーズをホームに迎えての一戦に挑んだ。

 試合は開始早々にコーナーからタイロン・ミングスが惜しいヘディングシュートを放つなどして、ヴィラがいい流れで試合に入り込んだかのように見えた。

 しかし先制に成功したのはビジターのリーズだった。ロドリゴがペナルティエリア内のジェームズにパスを送ると、そのジェームズが放ったシュートがエミ・マルティネズの横をすり抜けて先制ゴールを許してしまう。

 その後もジェームスがクロスバー直撃のシュートを放つなどしてヴィラのゴールを脅かし続けるが、直後にコウチーニョが同点ゴールを奪い試合を振り出しに戻した。マティ・キャッシュが右サイドから低いクロスを上げると、コウチーニョがボックス内でワンタッチしてから右足を振り抜き、ゴール左隅に見事に決める。

ゴールを決めたフィリペ・コウチーニョ(写真左) 【©︎AstonVillaFC】

 この日絶好調だったコウチーニョは勢いそのままに攻撃のタクトを振り続ける。ゴールから8分後、コウチーニョはハーフウェイライン付近でルーク・エーリングを振り切り、走っていたラムジーにラストパスを送り出すと、ラムジーが相手ゴールキーパーをかわして逆転ゴールを決めた。

 さらに43分にコウチーニョが再びラムジーのスペースを見つけパスを送ると、ラムジーがゴール上隅にシュートをねじ込みヴィラが3-1とリードを広げた。

ゴールを決めて喜ぶジェイコブ・ラムジー 【©︎AstonVillaFC】

 しかし前半終了間際にクリヒのバックヒールからロドリゴがクロスをあげると、この日先制点を決めたジェームズにゴールライン際で押し込まれてしまい、1点差となって前半を折り返した。

 後半はヴィラが攻撃の姿勢を崩さずリーズのゴールに迫り続けるもあと一歩及ばず欲しい追加点が奪えない時間が続く。すると63分にコーナーキックからヨレンテにゴールを決められ同点に追いつかれてしまう。

 試合終盤の83分にエズリ・コンサが相手キーパーへの不用意なチャージングでこの日2枚目のイエローカードを提示され退場となる。1枚少なくなったヴィラはなんとか決勝点をもぎ取ろうと前に出るが最後までゴールを奪うことはできなかった。

 激しい打ち合いの展開を繰り広げたドラマチックな試合は両者痛み分けで勝ち点1を手にした。

ゴール
0-1  リーズ・ユナイテッド:ジェームズ(9分)
1-1  アストン・ヴィラ:コウチーニョ(30分)
2-1  アストン・ヴィラ:ラムジー(38分)
3-1  アストン・ヴィラ:ラムジー(43分)
3-2  リーズ・ユナイテッド:ジェームズ (45+2分)
3-3  リーズ・ユナイテッド:ヨレンテ(63分)
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著者プロフィール

アストン・ヴィラFCは1874年に設立されたイングランド屈指の名門サッカークラブで、ウェスト・ミッドランズ州バーミンガムに本拠地を構えます。国内リーグとFAカップでそれぞれ7回の優勝を誇り、1981-82シーズンには欧州制覇も経験しています。また、イギリス王太子チャールズの長男ウイリアム王子がファンであることでも有名です。

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