全日本卓球見どころ解説記事 No.1

日本卓球協会
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【JTTA】

真の日本一を決める『天皇杯・皇后杯 2022年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)』が1月24日(月)から30日(日)まで、JR千駄ヶ谷駅前の東京体育館でいよいよ開幕する。

今大会は、昨年新型コロナウイルスの影響で開催されなかったダブルス3種目を含む全7種目(男・女シングルス、男・女ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男・女シングルス)が実施される。また、29日(土)・30日(日)の2日間は新型コロナウイルス感染症対策を講じ座席を減らした全席指定の有観客(事前購入制)で行われ、土日にNHKで放送されるほか、全試合が卓球TVでライブ配信される。今大会の男・女シングルス優勝者は、2022年世界卓球選手権成都大会(団体戦)の代表となることが決定されている。日本一の座を手にし、世界代表へのチケットを掴むのは・・・!?

【見どころ】

■男子シングルス
昨年悲願の初優勝を飾り、今季のTリーグではリーグ新記録となる16連勝を記録するなど絶好調の及川瑞基が連覇を狙う。昨年の全日本決勝で及川に大逆転負けを喫した森薗政崇はリベンジ達成なるか。森薗に準決勝で敗れるも3位入賞を果たし、今季はドイツ・ブンデスリーガに参戦し活躍中の田中佑汰も初優勝を狙う。昨年度大会で優勝候補筆頭に挙げられながらもベスト8に終わった張本智和は、準決勝で昨年敗れた及川と対戦する組み合わせ。好調の及川を止められるか。2年連続3位入賞の吉田雅己、今年度社会人王者の上田仁、昨年に引き続き種目最年長ながらも2度の優勝経験を持つ小西海偉、2大会連続五輪メダリストの丹羽孝希、昨年ノーシードからベスト8まで駆け上がった異色のオールラウンダー英田理志らの活躍に期待が懸かる。アジア選手権3位入賞の戸上隼輔や、一昨年の全日本王者であり戸上とのペアでアジア選手権優勝、2021年世界選手権男子複3位入賞の宇田幸矢、高校選手権三冠の谷垣佑真、Tリーグで活躍中の曽根翔、世界ユースU19混合複優勝の篠塚大登など若手実力者らも上位進出を狙う。昨年度全国中学校大会優勝、Tリーグでも初勝利を挙げた松島輝空の活躍にも目が離せない。

■女子シングルス
昨年5年ぶり5回目の優勝を飾り、3大会連続五輪メダリストの石川佳純が歴代3位6回目の優勝を目指す。過去2度の優勝経験があり、昨年8月の東京五輪では金銀銅あわせて3つのメダルを獲得した伊藤美誠は、2年連続三冠から3年ぶり3回目の女子シングルス王座なるか。昨年準決勝で伊藤にゲームオールで敗れるも、アジア選手権では日本勢として47年ぶりの三冠を達成した早田ひな、東京五輪団体銀メダルに貢献し、女子最年少優勝記録をもつ平野美宇も返り咲きを狙う。また、アジア選手権団体金メダルに貢献した7年連続ベスト8以上のカット主戦型佐藤瞳、Tリーグ前期MVPを受賞した好調の橋本帆乃香、今年度社会人1年目で社会人王者の栄光を手にした長崎美柚、ともに安定した実力で5年連続ランク入りしている芝田沙季、安藤みなみらも表彰台を狙う。世界ユースU19単準優勝で全日本では過去2度の表彰台を経験している木原美悠や昨年女子シングルス初出場ながら堂々ベスト8入りを果たした高校三冠王者の横井咲桜、ジュニア女子2連覇を達成し、今季Tリーグ8勝1敗で勝率1位の大藤沙月ら成長を続ける17歳勢、16歳ながら一昨年ベスト8に入っている小塩遥菜、今大会全種目出場で世界ユースU15四冠達成の張本美和や同じく世界ユースU15団体優勝の小塩悠菜ら13歳勢など若手選手の戦いぶりにも注目したい。

■ジュニア男子
ジュニア男子は昨年準優勝の鈴木颯が第一シードの座につく。世界ユースU15でシングルス、ダブルス、混合ダブルスの三冠を獲得した松島輝空は第二シードから初優勝を狙う。昨年表彰台を独占した愛工大名電高からは第一シードの鈴木颯を筆頭に中村煌和、吉山僚一、萩原啓至、加山雅基ら総勢5名がスーパーシードに名を連ねる。中でも2020年大会の覇者・吉山僚一は2年ぶりの王座奪回となるか。飯村悠太、徳田幹太、芝拓人ら野田学園勢、2021年JNT選出の高橋航太郎は名電の高い壁を超えられるか。全国中学校大会の決勝で松島輝空とフルゲームの接戦を演じた坂井雄飛、カデット14歳以下優勝の吉山和希のほか、谷本拓海、渡部民人ら中学生の活躍にも期待がかかる。吉山和希は5回戦で兄・吉山僚一と対戦なるか。カデット13歳以下チャンピオンの小学6年生・川上流星、13歳以下ベスト16の小学5年生・浅里巧真、今大会最年少の小学4年生・大野颯真ら小学生の戦いにも注目。

■ジュニア女子
 同種目2連覇中の大藤沙月と昨年準優勝で今年高校生王者に輝いた横井咲桜が第一シードと第二シードを分ける。世界ユースU19女子団体3位と好調の白山亜美、木原美悠、小塩遥菜を筆頭に昨年惜しくも表彰台を逃した赤江夏星、面田采巳、原芽衣らも優勝を狙ってしのぎを削る。高校生に対抗するのは、中学生王者張本美和、中学生準王者でTリーグにも参戦中の篠原夢空、カデット14歳以下王者の青木咲智ら中学生勢。中でも世界ユースU15四冠と好調の張本美和は、福原愛以来の中学1年生チャンピオンとなるか!?

昨年度女子シングルス優勝の石川 【JTTA】

■混合ダブルス
2年ぶりの開催となったダブルス種目。前回の2020年大会で、3連覇を達成した森薗・伊藤組が不在のなか、2020年大会ベスト8ペアの上村・阿部組、硴塚・森田組、滝澤・坂本組、ともにベスト8同士の松山・梅村組らが表彰台を目指す。昨年11月の世界選手権で銀メダルを獲得した張本・早田組に加え、世界選手権複3位宇田・世界ユースU19混合複王者木原組、ともにアジア選手権代表の木造・安藤組、2019年世界選手権金メダリスト吉村・社会人3位鈴木組ら実力者ペアの熱き闘いが初日から始まる。同種目で過去2度優勝の田添健汰と新ペア結成の田添・張本美和組もどこまで勝ち上がれるか目が離せない。

■男子ダブルス
第一シードは江藤・松下組。前回の2020年大会では破竹の勢いでベスト4まで勝ち上がったが、悲願の初優勝を遂げられるか。前回ベスト8の池田・宮本組、全日本社会人優勝の平野・松山組、同大会準優勝の大島・田添組らがベスト4シードを固める。また2021年世界選手権男子複3位入賞など勢いに乗る宇田・戸上組の活躍も目が離せない。Tリーガーペアの上田・神組、アジア選手権男子単ベスト8の篠塚を擁する高校選手権覇者篠塚・谷垣組、全日本社会人3位入賞の坂根・各務組なども表彰台を狙う。昨年世界選手権代表ペアの張本・森薗組もスーパーシードに登場。2017年世界選手権男子複準優勝、全日本選手権男子複二連覇・混合複三連覇の実績を持つ森薗が張本との新ペアで自身三度目の優勝を飾れるか。また、全日本ジュニア優勝経験者同士のペアである濵田・吉山組、張本とのペアで中国選手を破るなど、ダブルスの名手として定評のある木造を擁する木造・田中組、2016年リオ五輪男子団体銀メダリストであり、2017年世界選手権混合複優勝などダブルスのスペシャリストである吉村真晴と、平成28年度全日本選手権男子単複準優勝の吉村和弘の兄弟ペア、カット主戦型ペアの御内・村松組、共に世界選手権のメダル獲得経験を持つベテラン大矢・松平健太組などもノーシードから優勝を狙う。

■女子ダブルス
同種目3連覇中で、世界選手権でも銀メダル獲得の伊藤・早田組実力ペアが第一シードで連覇を狙う。第二シードは前回2位の芝田・大藤組、第三シードには前回3位で2019年世界ジュニア複優勝を飾った長崎・木原組、第四シードは、同じく3位で2大会連続表彰台の塩見・梅村組が入った。第三シードの下に潜むのは、東京五輪団体銀メダルに大きく貢献した石川・平野組と社会人王者の松平・有延組。2019年世界選手権銅メダリストの佐藤・橋本組らもノーシードから上位進出を狙う。世界で活躍する実力ペアらを筆頭に女子ダブルスでもハイレベルな戦いが繰り広げられる。社会人2位の野村・森田組、日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント優勝の宋・成本組ら社会人勢、大学生王者岩越・笹尾組、大学生2位木村・出澤組らも表彰台を狙う。また、カデット準王者張本・小塩組は、中学1年生同士の種目最年少ペアで登場。勝ち上がれば、4回戦で大学生王者黒野を擁するカット主戦型ペア黒野・中島組と対戦することとなる。伊藤・早田組が4連覇となるか、それとも新たなペアが優勝を掴み取るのか・・・!?

世界選手権で銀メダル獲得の伊藤・早田組は連覇を狙う 【JTTA】

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著者プロフィール

日本卓球協会

日本卓球協会は「卓球を通して人々の健康と幸福(wellbeing life)に貢献し、人々の心をつなげ社会の調和を目指す。」をミッションに、卓球ファンや関係者のみなさま、スポーツ好きの方々に向けて、卓球の魅力をお届けします。

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