今年から性別問わず応募が可能に ホークスパフォーマンスチームが目指す進化とは?
【(C)SoftBank HAWKS】
「ホークスパフォーマンスチーム」は球場でのパフォーマンスをはじめ、テレビやラジオへの出演、地域イベントへの参加、公式SNSでの発信などを通して、さまざまなエンターテインメントを届けながら、球団とファンの絆を結ぶ活動を行っている。今年までは「ハニーズ」としての女性メンバーに限った募集だったが、門戸を拡大することにした。
なぜ、ファンにも広く認知されたパフォーマンスチームの形をあえて変化させ、性別を問わない新たなスタイルのパフォーマーを加えようとするのか。元「ハニーズ」のメンバーで現在、ホークスの事業統括本部マーケティング本部営業戦略部エンターテインメント推進課で働く関まどかさんにその思惑を聞いた。
オフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」 【(C)SoftBank HAWKS】
今年のオーディションは従来の「ハニーズ」だけでなく、新たに「アクロバットパフォーマー」を募る。「『ハニーズ』はダンスだけじゃなく、アクロバットだけでもなく、MCなども含めてマルチに球団のPR活動を行います。今回新たに募集する『パフォーマー』はアクロバットに特化したい。もちろんMCやダンスができるのであれば、その個性を生かしたいと考えていますが、まずはアクロバットパフォーマンスで盛り上げることのできる人、体操経験者であったり、チアリーディングの経験者だったりが求めるところです」と関さんは言う。
今回からは性別の垣根も取り払う。プロ野球界でのチアチームでは異例の試みとなるが、「女性だけ、男性だけ、ではなくて、パフォーマンスチームの幅を広げたいというのがあります。これまでのパフォーマンスを打破して、さらに進化させ、楽しんでいただくためには性別に囚われることなく作り上げたい」と関さん。体操兄さん「トッシー」が長きにわたって一緒に活動しており、男性メンバーが加わることに不安や障害はないという。
さまざまなパフォーマンスで球場を盛り上げる体操兄さん「トッシー」 【(C)SoftBank HAWKS】
これまであった「ハニーズ」がなくなるわけではなく「ハニーズ」に新たな魅力をプラスしようという今回の試み。「ハニーズはハニーズとしてこれまで通りに活動し、そこにプラスして、より盛り上げてくれるメンバーが加わるイメージです。新しい魅力を生み出すためなので、ファンの方々には変わらず応援してもらいたいです」と関さん。
新たなステージへ進むホークス公式パフォーマンスチーム。12月5日に一次審査が行われる東京会場は11月30日まで、12月18日に一次審査が行われる福岡会場は12月13日まで応募を受け付けている。
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