<国内男子ゴルフ>賞金レースは次週のシーズン最終戦に持ち込み

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【まだ終わりじゃない©JGTOimages】

■賞金シード決着「カシオワールドオープン」 11月25日ー28日
Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)7335yard / par72 ▼28日(最終日)

残り2戦の賞金レースは動かなかった。

次週のシーズン最終戦を前に、賞金3位からの逆転を狙った金谷拓実は、3打差の4位タイに終わり「いや、もう…」と、くうを見つめたまま、あとが続かなかった。

「しゃべれないです、すみません…」。
直後は、敗戦の言葉も出てこなかった。

堀川との3打差を追った最終日は、5つのバーディでも足りなかった。
2打差で入った17番では、1.5メートルのチャンスを外した。
18番のパー5は、左に曲げたティショットで手が離れ、2打目はグリーン右下のラフ。
イーグルチャンスも作れず、そこから寄せた2.5メートルのバーディパットも逃した。

「バーディも、イーグルも獲りたかったですが、結果がすべてなので」というので精一杯だったが、まだ終わったわけじゃない。

大会を通算5アンダーの45位タイで終えて、前週までの1位をキープしたチャン・キムと、賞金3位の金谷との差は1644万6606円。

賞金ランク4位の星野(大会26位)と、同5位の稲森(大会予選落ち)と同様に、次週のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝なら、逆転可能。

また、本大会で予選落ちを喫した賞金2位の木下稜介なら、単独2位以上でキムを抜くチャンスが残っている。
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