「来年のルーキーを予め確認したかった」五十嵐カノアがチャレンジャーシリーズ首位へ【サーフィン】
【WSL / Poullenot 】
2022年のチャンピオンシップツアー(CT)出場資格を賭けて、今年CTから脱落した選手や、CT出場を狙う各リージョンのQS上位選手が出場する、まさに選手生命をかけた挑戦だ。
その第3戦『Quiksilver Pro France』&『ROXY Pro France』の最終日が、現地時間10月23日にフランス南西部で開催され、コナー・オレアリーとブリッサ・ヘネシーが優勝。五十嵐カノアは3位となり、CSランキングの暫定首位に立った。
ファイナリスト 【WSL/Masurel】
「来年のルーキーを予め確認したかった」五十嵐カノアがカレントリーダーの座に立つ
今回、コナーとのSFに敗れながらも2度目の3位でフィニッシュし、CSのカレントリーダーの座に立つことに成功した。
五十嵐カノアは、2021年CTランキングを8位で終えており、既に2022年の残留も決めている。そのため、本来ならCTの下位リーグとなるCSにフル出場する必要はない。
しかし、ライバルが休んでいる間も走り続けることで2022年CT開幕戦にフルスロットルのまま挑むことができるし、翌年のルーキーの戦い方も確認できる。サーフィンやコンテストが好きで目標はワールドタイトル獲得となれば、彼の行動は理に適っているのだ。
フランス戦終了後、カノアは自身のInstagramで以下の投稿をしている。
「今週は楽しい週だった!僕の意見ではQuiksilver Pro Franceは最も難しいイベントの1つ。だから、このイベントをトレーニングのための1週間として使い、来年のルーキーとどう戦うかを予め確認しておきたかったんだ。一緒に戦ってくれたコナー、ルーカ、エドガードに敬意を表します。ハレイワで皆さんの幸運を祈っています!今からまたトレーニングに励むよ」
CS第3戦『Quiksilver/ROXY Pro France』のフルレポートは以下より。
五十嵐カノア 【WSL/Masurel】
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