【第15回U18陸上大会】第1日目:優勝者コメント

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【JAAF】

■男子110mハードル(0.991m/9.14m)

【フォート・キシモト】

西徹朗(名古屋高・愛知)
優勝 13秒48(-0.6)大会新記録


ジュニアハードルの高校記録を出したかったが、届かなかった。普段とは高さが違い、スピードが上がったことに、うまく対応できなかった。また、フライングがあり、慎重になったところもあった。ただ、前回よりもタイム自体は、上がっているので、成長を実感した部分もある。インターハイで、高校記録を出したが、それ以降の大会で好記録を残せていない点で、継続性が足りてなかった。今後は、日本選手権で決勝に残れる選手になりたい。もっと上を目指すべく、自分のハードリングを磨かなければ、と思う。

■男子3000m競歩

【フォート・キシモト】

下池将多郎(鹿児島工高・鹿児島)
優勝 12分03秒43


インターハイで狙っていた優勝を逃してしまい、今回で全国のタイトルをとろうと意気込んで練習してきたので、嬉しい。練習中に故障などもあり、大会が近づくにつれ、心配や不安があったが、報われた思いがある。レース展開としては、中間の1000mが勝負の分かれ目だったと考えていたので、そこで先頭に立てたのは良かった。最後は気合で歩き切った。次のシーズンでは、インターハイと国体で二冠できるように、頑張っていきたい。課題としては、経験の浅さから、レース展開に対応する力がないこと。普段の練習から意識することで、克服していきたい。

■男子三段跳

【フォート・キシモト】

宮尾真仁(洛南高・京都)
優勝 15m63(+1.3) 大会新記録


優勝と大会記録を目指して臨んだ。9月は疲労がたまっていて不調であったが、今大会までに持ち直すことができた。インターハイで優勝しているので、この大会で負けるわけにはいかなかった。その意味で、インターハイより緊張していたが、後半にかけて記録が伸びた点はよかった。寒さに対応できず、助走がうまくいかなかった点は課題。(最高記録がでた)3本目は、ホップからジャンプの時にスピード感をもてた。課題は、予選の前半がいつも良くないので、そこを改善することと、体力をもっとつけること。高校記録目指していきたい。

■ 男子円盤投(1.750kg)

【フォート・キシモト】

小宮路大隼(生光学園高・福島)
優勝 51m01


インターハイに続き優勝し、2冠することができ、嬉しい。有力選手もエントリーしており、負ける不安も少しあったが、最終的には勝ててよかった。好調をシーズン最後まで維持できたかなと思う。ただ、記録の面では、大会記録を狙えるかなと思っていたので、もう少し伸ばしたかった気持ちはある。今後の課題としては、投げる時のタメと振り切る量を大きくしていくこと。大学では、1年生の時から日本インカレに出場できるように頑張りたい。

■女子100mハードル(0.762m/8.50m)

【JAAF】

山田裕未(市立船橋高・千葉)
優勝 13秒42(+0.5)


率直に嬉しい。課題としていた前半の走りは悔しさが残るが、後半は持ち味が生きたかなと、楽しく走れたかなと思う。練習の状況から、大会記録、そして13秒フラットを狙っていたが、及ばずに少し悔しい。いつもより低いハードルなので、一台目に突っ込むことを意識した。通常の高さでもそのまま怖がらずにいけるようにしたい。今後は、インターハイ決勝で入賞、13秒4ぐらいを目指したい。(市立船橋高の先輩、小林歩未選手が持つ)高校記録を超えたい気持ちはある。ただ、意識しながらも、自分の走りを貫いて、結果としてそのタイムが出ればいいなと思う。

■女子3000m競歩

【フォート・キシモト】

高尾美月(新島学園高・群馬)
優勝 13分42秒10


インターハイで悔しい思いをしていたので、この大会に懸ける思いは強かった。練習でも2ヶ月間、かなり追い込んでいた。結果が出て本当に嬉しい。普段より短い距離なので、スピードを高めることを意識して練習していた。今大会のメンバーは豪華だったが、ラスト2周で前に出ようと決めていた。それがうまくいって結果に繋がったのでよかった。今後の目標は、元旦競歩などを視野に入れている。今日までに強化していたスピードを維持したまま、長い距離にも対応できるようにしたい。(同じ高校から3人出場していたが)全員で練習頑張ってきた。そして、3人で入賞して賞状を持ち帰ろうと意気込んでいた。

■女子棒高跳

【フォート・キシモト】

村田蒼空(前橋女高・群馬)
優勝 4m00 大会新記録


今までたくさんの方に支えられて、インターハイとの二冠を達成することができたので、感謝している。(結果を振り返ると)優勝自体は嬉しいが、今は記録の面で悔しい思いの方が強い。記録で(U16の)柳川美空選手に負けてしまったのは本当に悔しい。内容としてもあまり良くなかった。風の影響があり、ポールを上手く使いこなせなかった感覚があった。正直、課題はたくさんあると思っているが、インターハイで二連覇することと高校新を目標に頑張っていきたい。

■女子三段跳

【フォート・キシモト】

田中美憂(松山女高・埼玉)
優勝 12m79(+1.9) 大会新記録


1本目で好記録を出すことができて安心した。その後は予定通りに試技に臨めた。今回も優勝候補と目されていてプレッシャーを感じたが、実際は楽しむことができた。インターハイでの8位入賞が、自信につながっていると思う。そして、今まで取り組んだことが、発揮できた。現状を維持することは大前提であるが、走り込みやウェイトなどで、下半身を強化して、更なる高みを目指したい。13メートル台への自信はある。また、中学の時はトラック種目に専念し、県大会止まりだった。自分に跳躍の才能を見出してくれた先生に感謝している。

■ 女子円盤投(1.000kg)

【フォート・キシモト】

友利晟弓(那覇西高・沖縄)
優勝 44m62


1投目で43mを出すことができて、安心した。その後は、記録を狙いにいったが、ベストに届かず、少し残念なところもある。インターハイからの期間は、投擲の時に、腕が下がっているところを修正した上で、腰を上手に使うことを意識して練習してきた。今回記録が安定していたのは、腰の使い方がうまく出来た結果だと思う。今後については、高校2年生のうちに50mを超えて、最終的には高校記録を更新したい。そのために、筋力アップとスピードアップを意識して、練習していく。(全国大会で勝って自信がついてきたのでは、との問いには)正直、ライバルを意識して不安になることもあるが、自分のやってきたことを信じて取り組んでいる。

JAAFメディアチーム


【第15回U18 / 第52回U16 陸上競技大会】
◆期日:2021年10月22日(金)〜24日(日)

◆場所:愛媛県総合運動公園陸上競技場
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催となります。
競技場での応援を楽しみにしてくださった皆様には深くお詫び申し上げます。
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