10月23日はパ・リーグ主催の一軍公式戦が2試合開催される。「パーソル パ・リーグTV」ではこれら2試合を放送予定。ともに優勝争いと「パーソル CS パ」進出争いがかかる、見どころ満載の試合となっている。ここでは予告先発と見どころを解説していく。

　10月23日の14時から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと北海道日本ハムの第22回戦が行われる。

【今季対戦成績】千葉ロッテ（2位）対北海道日本ハム（6位）11勝5敗5分

【千葉ロッテ】佐々木朗希投手 10試合3勝2敗、防御率2.51
【北海道日本ハム】河野竜生投手 38試合3勝6敗、防御率2.86

　千葉ロッテの先発は自身2連勝中の佐々木朗希投手。佐々木朗投手は9月以降、登板イニング数も伸び、安定した投球を披露している。優勝へ向け、負けられない一戦。重圧がかかる登板で、“令和の怪物”の真価が問われる。対する北海道日本ハムは、8月以降スターターに回っている河野竜生投手が先発登板する。5位・埼玉西武とはゲーム差「0」。今季での勇退が決まっている栗山英樹監督のためにも最下位は阻止したいところだ。

　10月23日の14時から、楽天生命パーク宮城で楽天と福岡ソフトバンクの第24回戦が行われる。

【今季対戦成績】東北楽天（3位）対福岡ソフトバンク（4位）10勝9敗4分

【楽天】瀧中瞭太投手 19試合9勝5敗、防御率1.62
【福岡ソフトバンク】東浜巨投手 13試合4勝3敗、防御率3.70

　引き分け以上で「パーソル CS パ」進出が確定する東北楽天は瀧中瞭太投手が先発登板。前回登板でおよそ3カ月ぶりの黒星を喫し、自身の連勝は「4」でストップしたが、対鷹戦では3試合で2勝0敗、防御率1.62と抜群の安定感を見せている。一方で引き分けも許されない福岡ソフトバンクは、1点以上瀧中投手から得点を挙げなければいけない。10月6日の前回対決で2安打を放っている柳田悠岐選手が起爆剤となれるか。

文・小野寺穂高