セレッソ大阪【Jリーグ YBC ルヴァンカップ 準決勝第2戦 C大阪vs. 浦和】ファイナルを懸けた決戦。ホームで勝って、17年以来となるルヴァンカップ決勝進出を目指す

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【CEREZO OSAKA】

ファイナル進出を懸けた決戦だ。セレッソ大阪が、浦和レッズとのJリーグYBCルヴァンカップ準決勝・第2戦に挑む。敵地で行われた第1戦は、前半12分に先制を許したが、後半21分に山田寛人のゴールで追いつき同点。1-1の引き分けで終えた。試合後、「アウェイゴールを奪っての勝点1は、ポジティブに捉えている」と小菊昭雄監督は話した。

試合翌日は移動を含めたオフを取り、8日、9日と第2戦に向けて準備を重ねてきた。第1戦を振り返り、「前半は慎重になり過ぎた。後半のように、ボールを奪いにいく、ゴールを奪いにいくサッカーが、私が大切にしたいサッカー」と話した小菊監督。アウェイでの1-1を踏まえると、ホームでの第2戦は0-0でも決勝進出は可能だが、「選手たちに伝えたのは、『当然、勝ちにいく。勝った上でファイナル進出を目指したい』ということ。今まで積み上げてきたサッカーを明日はホームで発揮して、勝利でファイナルに進出したい」と指揮官は力強く話した。

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時間帯や試合の流れによっては、当然、耐える状況も出てくるが、あくまでも「ゴール前を固めてリトリートするのではなく、ボールを奪う、ゴールを奪うサッカー」(小菊監督)を目指すホームでの第2戦。その戦いを表現する上で大切になることは、2トップから始まる守備の連動性と、ディフェンスラインの背後のカバーも含めたリスク管理になる。攻撃では、前から奪ってショートカウンターで仕留めることができればベスト。守備では、一人ひとりがバラバラにならず、近い距離感の中で、相手の攻撃を封じていきたい。両チーム、互いに第1戦の収穫や課題も踏まえ、第2戦でも、攻守両面で、中央で、サイドで、様々な駆け引きが繰り広げられるだろう。その上で、決勝に進みたい気持ちを強く持ち、試合終了の笛が鳴るまで力を出し尽くすメンタルも重要になる。

セレッソにとってルヴァンカップは、17年にクラブ初のタイトルを獲得した特別なカップ戦だ。当時、U-18所属の高校3年生だった山田は、「トップチームがタイトルを獲った時のチームの一体感やサポーターの喜ぶ姿は覚えています。憧れでもある決勝の舞台が目の前にあるので、全力で掴みたい」と話す。

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17年以来となる戴冠を成し遂げるために、明日の一戦は乗り越えないといけない壁だ。「勝ってファイナル進出を決める瞬間をサポーターと一緒に味わえるように、チーム一丸で戦っていきたい」(小菊監督)。この試合からスタジアム収容人数の上限が10,000人に引き上げられる。チーム、サポーター、スタジアム全体で、決勝進出を果たしたい。
(文=小田尚史)
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